夏にプールや海に行くと遊びに夢中で気づけば

日焼けで真っ赤になんてこともあるのではないでしょうか。

 

そんな日焼け後の赤みやほてりを

早く引かせる方法を紹介したいと思います。

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日焼けの赤みを早く取る方法

日焼け後の赤みはやけどの一種なので、

まずとにかく冷やすことが一番大事です。

 

冷やしただけでは赤みもなかなか引いてくれない…

 

そんな時はお風呂あがりにアロエを塗ると肌の炎症を抑え

日焼けで一時的にいたんでしまった肌の回復を促してくれます。

 

アロエ化粧水などは薬局でも手に入りますが、

アロエ以外に添加物などがたくさん入っていると肌に悪影響が出てしまう場合もあるので、

選ぶときには少し注意が必要です。

 

使うなら安心でアロエの純度が高いものがいいな~と思われているなら

アロイズローションは肌への吸収がいいのでよいですよ。

 

アロエの葉の使い方

薬局などで手軽に買える化粧水や軟膏を使うのも一つですが、

アロエの葉を購入してきて塗るという方法もあります。

 

その中でもいくつか方法があるので紹介していきますね。

 

 

◆アロエの実を塗りこむ

まず一つ目はアロエの実を肌にすり込むように塗る方法です。

 

身体にこもっている熱をアロエが吸収してくれるので、

日焼けで身体が火照っているときの熱冷ましに効果大です。

 

ちなみに果肉の出し方ですが、

両脇についているトゲを切ってから

皮と果肉の間に包丁をいれて皮を剥いていくだけです。

 

ス~っと皮が剥け果肉が出てくるので意外と簡単ですよ。

◆アロエをミキサーで撹拌

アロエの果肉を取るのが面倒だと思うなら

ミキサーで葉ごと攪拌してしまう方法もあります。

 

どのようにするかいうと

アロエの葉を綺麗に洗ってトゲを削ぎ落とし、

2~3分熱湯で煮沸してから皮ごとミキサーで細かくするだけ。

 

ミキサーで粉砕するときに少し水を足しておくと

使いやすくなります。

 

あとは完成したアロエを日焼けして赤い部分や熱を持っている部分に

しっかりと塗っていくだけです。

 

 

大量に作ってしまった場合は、

製氷器で凍らせ保存することもできるので、

次回まだ日焼けしたときなどにも解凍して使うこともできるので便利です。

 

またミキサーで細かくしたあと布でこし

小麦粉と混ぜ合わせホットケーキ生地より少し固めに仕上げると

パックとしても使えます。

 

アロエを塗ったあとは

乾燥を防ぐ意味でワセリンやベビーオイル、馬油などで

保湿してあげてくださいね。

 

アロエを使うときの注意点

日焼け後の赤みや痛み、火照っている身体を落ち着かせるのに効果のあるアロエなのですが、

肌が弱いとかぶれてしまうこともあります。

 

なので敏感肌であれば、アロエの果実だけを使用するようにするのがベターです。

 

そして初めてアロエを使うなら

肌が強い・弱いに関わらず、荒れないかパッチテストを行うようにしましょう。

 

 

パッチテストのやり方は簡単。

アロエの果実を10円玉くらいの大きさほど取って

二の腕や太ももの内側などに塗り30分ほど皮膚に変化がないか見るだけです。

 

この時点で赤みや湿疹が出たら、アレルギー反応を起こしているため

アロエの使用は控えたほうがベターです。

 

肌が敏感でアロエで荒れてしまうのが心配であれば、

10円玉くらい果実を乗せた上に絆創膏を貼り

そのままひと晩くらい様子をみて変化がないか確認してから使う方が

より正確で安心かと思います。

 

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アロエの効果と効能って?

アロエには日焼けした肌や日焼けしすぎて痛みや熱で火照ってしまった肌の

炎症やヒリヒリした痛みを抑えてくれる効果があるのですが、

実はそれだけではないんです。

 

その他にも便秘・消化不良・慢性胃炎・火傷などにも効果がありますし、

新陳代謝を促すことで肌の老化防止の作用もあもあるんです。

 

アロエ全般の効果はこんな感じなんだけど

アロエの種類によっても効能が違ったりするんであわせてお伝えしますね。

 

アロエの種類

アロエはアフリカ原産の熱帯植物で、300以上の種類があると言われていますが

日本でよくみるアロエというとキダチアロエアロエベラのどちらかです。

 

キダチアロエは日本国内のある程度の寒さにも強く

日本国内ならどこでも栽培できるのですが、

アロエベラは寒さに弱いので日本で栽培できるのは

沖縄などの暖かい地域だけです。

 

キダチアロエとアロエベラの効能の違いは?

同じアロエでも種類によってちょっと特徴がありますので

お伝えしたいと思います。

 

◆キダチアロエの効能の特徴

キダチアロエにはアイロン、アロエウルシン、アロエチン、アロエニンが

アロエベラと比べ多く含まれています。

 

それぞれどんな効果があるかというと…

 

・アイロン

アロエの苦味成分なのですが、

この成分が毛細血管をやわらかくし、血圧を下げたり

善玉菌の働きを活発にして便秘改善を促してくれる効果が期待できます。

 

・アロエウルシン

胃酸の分泌を抑えてくれる働きがあり、

胃もたれや胸焼け、食べ過ぎなど胃に不快感があるときに効果を発揮します。

 

・アロエチン

殺菌や毒素を中和する作用があり、

ニキビや吹き出物、化膿している部分などにも効果が期待できます。

 

・アロエウルシン

胃酸の分泌を抑えてくれる働きがあり

胃もたれや胸焼け、食べ過ぎなどで胃に不快感があるときに効果があります。

◆アロエベラの特徴

それに比べアロエベラはというと

ムコ多糖類がキハダアロエに比べ多く含まれています。

 

その分子量の比較がなんとキハダアロエ約4万に対してアロエベラは約45万

なんと10倍以上!

 

このムコ多糖体ってどんな役割をしてくれるのかというと

水分を含みやすく皮膚に塗ると皮膚に水分が多く含まれている膜を作ることができ

そしてその膜からどんどん水分が皮膚中に浸透していき、肌に潤いを与えてくれるんです。

 

その他にも新陳代謝を高め免疫機能の強化したり、

老化を防止したり、しみ・そばかすやメラニン合成を抑制してくれる作用など

日焼け後に赤みが引いてから起こるトラブルの予防にも期待できるアロエです。

 

さいごに

日焼け後の赤み、ヒリヒリ感、体のほてりを素早く取りたいと思うなら

アロエを使ってケアしてみてはいかがでしょうか。

 

ただケアの前には必ず十分に冷やすことが鉄則ですからね。

この冷やすという作業は怠らないようにしてくださいね。

 

少しでも記事が参考になれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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