断乳と卒乳。

どちらの言葉も耳にすることがあると思いますが、

違いはご存知ですか。

まず、断乳を始める前に

「断乳」と「卒乳」の違いを

知っておきましょう。

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「断乳」⇒授乳を辞める日にちを決めて、その日に授乳をやめること

「卒乳」⇒授乳回数を減らしていき、子供が自然とおっぱいを飲まなくなること

断乳方法どうやったら成功する?

断乳を成功させるために大事なポイントが2つあります。

まず1つ目のポイントは、「言い聞かせ」をしっかりすること

そんなちっちゃい子に言っても分からないんじゃ?って

思われるかもしれませんが、ちっちゃい子なりに親の言うことを

理解しています。

 

この日に断乳をするっと日にちを決めたなら、

「もうすぐおっぱいとバイバイだからね、それまでしっかり飲もうね。」などと

しっかり声を掛けてあげてください。

この言い聞かせは遅くても断乳する日の2週間前からスタートしてくださいね。

 

一番効果的なタイミングは、おっぱいを飲み終わってお子さんが

満足している時です。

 

お子さんはママの言葉を聞いて、お子さんなりにおっぱいとのバイバイの

心の準備をしますので、お子さんと会話するつもりで、しっかり声かけを

しましょう。

 

 

2つ目のポイントは、「ママの覚悟」

お子さんも、おっぱいとはバイバイなんだとは分かっていても、

欲しくなるもの…。だけど、ここで授乳してしまっては

また一から断乳する日の決定からやり直しです。

 

そこで断乳する前にご自身に一度

自問自答してみてください!

 

「断乳をするんだ!」と決めた日は、泣いて可哀想でも

ママがどれだけ強い思いで、断乳に臨む覚悟がありますか。

 

お子さんも辛いし、ママもお子さんが泣いているのを

見るのは辛いもの。

そう思うと、断乳はお子さん、ママさんが一緒に

我慢して乗り越える壁なのかもしれませんね。

 

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断乳 方法 進め方

全てのママさんが、お子さんが下記の時期に断乳をすることは

仕事復帰の事情等で難しいかもしれません。

しかし、断乳にもお子さんにとって適した時期があるんです。

 

しっかりと歩くことが出来ますか?

歩くことと断乳は何の繋がりもないじゃん?って

思われるママさんもいてるかもしれません。

しかし、一人でタッチし歩くことは「自立」の一歩なんですね。

そして「断乳」も自立の1つ

タッチができるようになったら、次のステップとして

断乳を考えられてもいいのかもしれません。

ストローやコップで上手に飲み物が飲めますか?

母乳は水分補給の役割も十分にしてくれますが、

断乳すると、母乳以外の水分が必要となります。

そのため、断乳する前に、ストローマグやコップで

水分を飲めるようにしておきましょう。

ある程度の言葉が理解できること

先ほどの成功例のところで、言葉の言い聞かせが

断乳成功へのポイントとして紹介しましたが、

この方法はお子さんがある程度の言葉が理解できることが

前提となります。

例えばですが、「○○持っておいで~」だったり、

「○○ポイしてきて」だったり、言うことを理解し

行動に移せるようになっていることがポイントです。

 

もちろん、1歳以下の言葉が分からない状態でも

仕事復帰や家庭状況によっては、断乳されるママさんも

いらっしゃいますよね。

 

お子さんに言葉がわからないなら、言い聞かせなんて意味ないんじゃ?と

思われるかもしれませんが、赤ちゃんでも雰囲気や

お母さんの表情から沢山のことを読み取ってくれますので、

授乳を終えたときの言葉かけはしてあげてくださいね。

 

断乳の進め方

まずは断乳する日を決めます。

そして断乳の日までの少なくとも2週間は

しっかりと授乳後に言い聞かせを行い、

飲みたいだけおっぱいを飲ませてあげてください。

 

断乳日当日

最後の授乳を朝もしくはお昼にします。

その時には「これがさいごのおっぱいだからね」っと

きちんとお子さんに伝えてあげてください。

 

そしてそれ以後は、お子さんがおっぱいを欲しがっても

「もうおっぱいとはバイバイしたよね?」

「バイバイできるよね?」と言葉かけを行いつつ、

気を紛らわせて沢山あそんであげてください。

夜の寝かしつけ

泣くのは覚悟の上。

いつもは寝かしつける時間がだいたい決まっていると

思いますが、この日ばかりはちょっとばかりの”特別な日”

納得いくまで、眠くなるまで、存分に遊ばせてあげてください。

おっぱいを欲しがったときは、お昼と同じく

「おっぱいとはもうバイバイしたよね?、○○ちゃんお姉ちゃんになったね」

と言葉を掛けてあげてください。

 

寝付くまでに泣いて泣いてイライラしてしまうかもしれません。

でもお子さんだって欲しいという気持ちを我慢しているんです。

決して「もう、バイバイしたでしょ!」などと怒らないで

あげてくださいね。

 

断乳方法 ママのケア

突然断乳すると、急に母乳作成量を調整出来ません。

そこで大事になってくるのが、

ママさんのケア。

 

しかし、断乳時の授乳回数なんて人それぞれです。

そこで回数の多い状態で断乳したとき、

徐々に回数を減らしながらの断乳したとき、

この2つの状況時におけるおっぱいケアを紹介します。

 

回数の多い状態で断乳したとき

まず、お風呂は簡易的にシャワーで済ませること!

湯船に浸かると血行がよくなるので、おっぱいがつくられやすくなります。

すこしでもおっぱいが湧いてくるのを防ぐためにもシャワーで済ませるのが

オススメです。

 

具体的なケア方法

初日から3日間は、張って辛くなったら軽く絞ります。

4日目は、母乳がでなくなるまで全て絞り切ります。

その後は張って痛くなったら軽く絞るを繰り返し、

断乳から1週間後に再度全てを絞り切ります。

そして1ヶ月後、もう一度全て絞り切ります。

それまでの期間は、張って痛くて…という時や

なんか気になるってときに軽く絞ってください。

徐々に回数を減らしながらの断乳したとき

そんなに頻繁におっぱいが張らなくなってきているのではないでしょうか。

その際は断乳から1週間後と1ヶ月後にしっかりと全てを絞りきっておいてください。

万一、張って痛すぎるって方は、回数の多い状況で断乳したときの

ケア方法を参考にしてくださいね。

まとめ

断乳はお子さん、ママともに心身的にも疲れ大変です。

しかし、一緒に我慢してやり遂げる初めての作業かもしれません。

なかなか思うように進まない、断乳したいけど、泣かれると

どうしてもあげてしまうってママさん。

 

最後はあなた次第。

 

あなたが断乳するっと固く決意を決めたときが

断乳の時です。お子さんと一緒に頑張ってみましょう。

 

万一うまくいかなったとしても、

お子さんが泣いているのに耐えられず

おっぱいをあげてしまっても、

また日にちを改めてチャレンジしたらいいんです。

気長にお子さんと一緒に取り組みましょう。

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