インフルエンザを家族が発症すると
身近にいて接触する機会の多い家族は
どうしても感染しやすくなってしまいます。

だけど家族がたとえインフルエンザにかかったとしても
絶対に周りの家族メンバーがインフルエンザにかかると
決まったわけではないですからね。

 

ただ正直なところ予防しても100%防ぎきれると言えないところもあります。
だけど何もしないよりは
対策をとるにこしたことはありません。

 

そこで今回は家族がインフルエンザにかかってしまった時に
・どんな対策をして予防をしたらいいのか
・インフルエンザがうつってしまう要注意期間はいつなのか
・家族を看病するときに気をつけること

この3点についてお伝えしていきますね。

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インフルエンザの家族感染を防ぐ予防策

インフルエンザは家族が発症してしまうと
一緒に暮らしている家族が
発症してしまうことも少なくありません。

そこでインフルエンザに家族がかかってしまったら
すぐにでも取りたい予防策を紹介していきます。

 

部屋を分ける

発症してしまった家族とできるだけ同じ部屋で生活しないようにすること
これが一番の予防策になります。

子供が小さく家族みんなで同じ部屋で寝てる場合は
すみやかにインフルエンザに掛かってしまったお父さんorお母さんは
別室で寝るようにしましょう。

 

マスクの着用

インフルエンザに感染してしまう
要因の一つに飛沫感染があるのですが、
くしゃみや咳、鼻水などでウイルスを撒き散らすんですよ。

そのためインフルエンザを発症している家族が
マスクを着用するのは絶対ですが、
一緒に生活をしている家族も感染防止のために
マスクをつけるようにしましょう。

 

ただマスクを使うときは
マスクの表面はウイルスだらけということを
頭に絶対入れておいてくださいね。

でないと、せっかくマスクを着用しているのに
マスクの表面に触れてしまったり、
外したマスクをそのまま部屋のどこかに
置きっぱなしにしてしまったりしては
感染予防としてマスクをした意味がなくなってしまいますからね。

 

捨てる時もフタ付きのゴミ箱
蓋が付いてないゴミ箱の場合は
ビニール袋にマスクをいれ密封して捨てる
ウイルスが部屋に出てしまう心配もなくなりますよ。

 

ティッシュは密封

マスクを捨てるときも
フタ付きのゴミ箱かビニール袋に密封して
捨てるようにとお伝えしましたが、
鼻水などが出てティッシュを使った場合も同じです。

 

鼻水にはウイルスが付着しまっているので、
ウイルスが空気中に出て行ってしまわないように
そのへんに置いたままにしたり、
フタのついてないゴミ箱に直接捨てないようにしましょう。

 

こまめな手洗い

インフルエンザのウイルスに感染している家族が
触ったところは、ウイルスが付着してしまっています。

ただこのウイルスは石鹸できちんと手を洗えば
落とせますので、こまめな手洗いが効果があります。
特に食事の前やご自身の身だしなみを整える前などは
念入りに手荒いをするようにしましょう。

 

食器やタオル類の共有をしない

家族だと同じ食器やタオルを使ったり
大皿におかずをよそって一緒に食卓を囲んで食べることも
多いのではないでしょうか。

ただインフルエンザの患者さんと一緒に
食器やタオルなどを共有するのはNGです。

だってインフルエンザに感染した家族が
使った食器やコップ、タオルには
どうしてもウイルスが付着してしまいますからね。

 

ウイルスに感染しないためにも
家族がインフルエンザを発症している期間は
家族間でのモノの共有は控えるようにしましょう

 

モノは共有しないように気をつけられるけど
ドアノブやテレビのリモコン、
電気のスイッチなどは家族みんなが触れる場所ですよね。

そのため共通して家族みんながよく触れる場所は
アルコールで拭き取って消毒しておくと
少しでも接触による感染のリスクを減らせますよ。

 

一手間かかるので
面倒ではあるのですが、
どうしてもウイルスが付着してしまう場所なので
インフルエンザ発症期間中だけは
意識してアルコールでの消毒を行いたいところです。

 

ウイルスがいずらい環境を作る

インフルエンザのウイルスは低温・低湿度を好みますが
温度を21℃以上、室温を50%に保つと
室内では6時間程度でウイルスの生存率が数%まで下がる
と言われています。

そのため加湿器を使ったり
濡れたタオルを部屋に干したりして、
部屋の湿度を50~60℃に保ち
部屋の温度も21~24℃くらいに設定するようにしましょう。

 

それから部屋の換気

部屋を締め切っていると
ウイルスが出て行かず、
どんどん部屋のウイルス濃度が高くなってしまいます。

そのため1~2時間に1回5分程度
部屋の真ん中の空気が入れ替わるよう
対角にある窓を開けて換気を行うと
部屋の空気も入れ替わるのでおすすめです。

 

冬場は寒いので窓を開けての換気は
億劫になりがちですが、
意識して部屋の換気しましょうね。


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インフルエンザが家族にうつる期間っていつまで?

インフルエンザのウイルスは
発症する前からも実は排出しているのですが、
ウイルスを排出が加速し、増加する時期は
発症前日から5日程度です。

 

特に危険で
一番多くウイルスをばらまく期間は
発症後3日間!

そして熱が下がって
落ち着いてからも2日間は
まだウイルスを出し続けます。

 

そのためインフルエンザを発症してからだと
約1週間はウイルスを撒き散らす
と思って、家族間での予防対策をしっかりしておきましょう。

 

ちらっとインフルエンザは発症前からウイルスを出しているとお伝えしましたが、
詳しくは、インフルエンザ家族感染で注意したい○○期間と予防・発症を防ぐ方法
にまとめていますのでどうぞ♪

インフルエンザの家族を看病するときの注意点は?

家族がインフルエンザになると
心配だし、看病しますよね。

一緒の家で過ごすだけでも
インフルエンザに感染する可能性があるのに
看病となると余計にインフルエンザウイルスをもらってしまう
可能性が高くなります。

そこでインフルエンザの家族を看病するときに
気をつけたい注意点を紹介しますね。

 

看病する人は一人に決める

家族がインフルエンザにかかっていると
そりゃ~心配だし、顔を見たり様子を伺いに行ったりしたくなります。

だけど、家族みんなが心配して
発症した家族と接触してしまっては
家族内で感染してしまうリスクが上がってしまいます。

 

そのためできるだけ決まった人一人
看病にあたるようにしましょう。

 

手袋を使う

インフルエンザに掛かってしまった家族とは
部屋を分けて生活するようにしているとは思うのですが、
感染者さんの部屋に入るときは手袋をつけておくのが安心です。

そうすれば、直接感染している家族に触れたり、
鼻水のついたティッシュや、汗のついたパジャマに
触れたりしても、直接手にウイルスが付着してしまうことは
避けられますからね。

 

ただ手袋もマスクと同じで、
使用後の取り扱いに気をつけなくては
ウイルスを撒き散らしてしまうことを忘れないでくださいね。

 

あと洗濯物も汚物がついていなければ
一緒に洗濯してOKです。

ただ部屋で脱いだパジャマや使ったタオルなどを
洗濯機まで持っていく場合は
ウイルスをほかの部屋にばらまかないためにも
袋に入れて密封して移動しましょうね。

 

さいごに

インフルエンザを家族が発症してしまうと
同じ空間で過ごす時間があったり、
接触する可能性も多く
どうしても家族内で感染しやすくなります。

そのためインフルエンザを発症してから
1週間程度は、しっかりと家族で予防策を徹底しよう!
家族全員が心がけること。

これが家族内感染を予防する一歩かな~と思います。

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