こんにちは。
おちびママたんです。

 

花粉症の時期、仕事やおでかけなどで外に出ている間より、家に帰るとくしゃみ連発、鼻水悪化で花粉症の症状がひどくなるなんてことありませんか。

 

そんなときは花粉は外で飛んでいるはずなのに、どうして家の中の方がしんどいねんΣ(゚д゚lll)って思いますよね…。

 

そこで屋外で花粉は飛んでいるのに花粉症の症状が家の中でひどく出るのはなぜなのか?また日中より夜に花粉症の症状が悪化するのはどうしてなのか?について調べてみました。

 

どうして家にいるときの方が外にいるときより花粉症の症状がしんどいんだ?!と不思議に思っているあなた。
まずはしっかりと原因を知って花粉の時期でも家で快適に過ごすための対策を考えてみませんか。

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花粉症家の中の方がひどいのはなぜ?

花粉は外で飛んでいるから外の方がひどいと思いがちですが、花粉の時期は外出時に来ていった服に花粉がついて家に持ち込んでしまったり、洗濯物や布団の外干しで花粉を室内に入れてしまったり、空気の入れ替えで行う換気といった日常生活でも花粉が家に侵入してきてしまうんです。

 

もちろん家に侵入する花粉の量は風の強さや窓の開け方や開けている時間によって違いますよ。
だけど花粉が一般的に室内に侵入する量は1日あたり約2000万個とも言われているんです。(参照:花王 生活者研究センター

 

そして家に一度侵入した花粉は、なかなか外に出ていってはくれません。

 

ということは…
そう!何もしなければ、溜まっていく一方になってしまうわけです。

 

で、結果として外よりも室内の方が花粉の密集度が高くなってしまい、体内に取り込んでしまう花粉量が増えてしまうんです。
これが家の中の方が花粉症の症状がひどくでてしまう原因の1つです。

 

ただ家の中で花粉症の症状が悪化すると考えられる原因は他にもあるんです。
それが花粉を吸い込んですぐに花粉症の症状が出る人とそうでない人がいるということです。

 

花粉症自体は即時型・遅発型・遅延型のアレルギー反応の中でも即時型に分類されるのですが、即時型といってもアレルギー反応がすぐ出る人もいれば、アレルギーとなる物質を体内に取り込んでから15分後~12時間以内とアレルギー反応が出るまでにタイムラグがある人もいるんです。

 

そのため外で大量に花粉に触れたり吸い込んだりしたんだけど、その時すぐにアレルギー反応が起きていないだけで、数時間経って花粉症の症状が出ている可能性もあります。

 

ただ、体内に入った花粉がいつアレルギー反応を起こしているかまでは自分でも判断できないですよね。
そのためアレルギー反応が帰宅後の時間帯頃にひどくなるからといっても、すぐにはアレルギー反応のタイムラグが原因で花粉症の症状が悪化すると判別するのは難しいです。

 

しかし、家はこまめに掃除しているのにいつも家に帰ると花粉症の症状がひどくなるのであれば、もしかすると花粉を吸い込んでアレルギー反応がでるまでにタイムラグがあるのかもしれません。

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花粉症夜にひどくなる原因は?

仕事やお出かけから帰ってきて、家の中で花粉症がひどくなるときって時間帯でいうと「夜」が多くありませんか。

実は花粉症の症状が夜にひどくなるのには、理由が3つあるんです!

 

副交感神経が優位になる

仕事中は緊張したり活動したりしているしているので、交感神経が優位の状態なんですよ。
そのため、自然と唾液や鼻水の分泌も抑制されているんです。

 

が、家に帰ってホッとしたり、リラックスすると交感神経から副交感神経に切り替わるんですよ。
そうなると、交感神経が優位に働いている時に比べ、粘膜からの分泌物が増えるんです。
そのため、副交感神経が働きやすい夜はアレルギー反応が出やすいと言われています。

 

マスト細胞

アレルギー反応を引き起こす中心的な免疫細胞をマスト細胞というのですが、マスト細胞はアレルゲンが体の中に入ることで、免疫系に働きかけ、微量の分子(花粉症でいうならヒスタミンなどの炎症性物質)を放出するんですよ。

 

ただこのマスト細胞。
自分で体内時計を持っていて、アレルギー反応の強さを時間帯によって調整しているんです!

 

でね、マスト細胞のアレルギー反応の強弱の調整の仕方が昼間は弱く、夜は強くなんですよ。
そのため同じアレルゲンでも昼より夜に刺激された方が、よりアレルギー反応が強く出ると言われています。

 

日中に侵入した花粉の影響

外に干した洗濯物や外出時に身にまとっていた衣類、換気などによって家の中に花粉が入ってしまうことはお伝えしまいしたが、この花粉、空気より重くとにかく下へ下へと落ちていくんです。

 

そのため日中に侵入した花粉の約55%は床へと積もってしまっている状態なんです!

 

そこへ外出先や仕事先から帰ってきてバタバタと動き回ると、日中に家に入り込んだ花粉が家の中を舞い始めてしまいますし、布団などを敷いたときにも花粉が舞ってしまいかねません。
そうなると、床でおとなしくしていた花粉がまた空気中へ戻されてしまい、家にいるのに花粉を吸い込んでしまうことになります。
その結果として、夜家にいるときに、花粉症の症状が外にいるときよりもひどく出てしまったりもするようです。

 

まとめ

外で吸い込むことが多いように感じる花粉ですが、家の中に侵入してしまった花粉はなかなか出て行かないとなると侮れないですね。
外に出るときは花粉対策は万全にしている!という方は多いと思うのですが、家の中での花粉対策はいかがでしょうか。
夜に花粉症が悪化するマスト細胞や自律神経の働きを改善することは難しいですが、家の環境はご自身で変えることができますからね。

 

あまり家の中の対策は考えてなかったな…と思われたなら、一度家の中で出来る花粉対策を考えてみては?と思います。

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