みかん。
実家や親戚から大量に送られてきて
ダンボールに1箱パンパン…。
なんてことも冬のこの時期珍しいことではないのではないでしょうか。
だけど、常温保存だとカビてしまって
すぐダメにしてしまうことありますよね…?
ということで、今回は…
みかんを大量消費しちゃおう!と題して
食べ物に加工しちゃう活用法を紹介します♪
みかん大量消費したい!どんな方法がある?
大量にもらったみかん。
常温でも食べたし、冷凍みかんにもしたけど、
まだまだ大量に残っている…。
そんな時は少し手を加えて、みかんを調理してみてはいかがでしょうか。
少し手間は掛かりますが、
みかんを調理してしまえば、保存が効きますので!
というわけで、
今回はみかんを使って作れる食べ物(飲み物)を紹介しますね!
みかん活用方法の紹介(食べ物編)
みかんの活用法って色々あると思うのですが、
今回は一手間加えて出来る食べ物を3つ。
作り方を合わせて紹介しちゃいます♪
みかん大量消費の定番?!マーマレード
みかんを大量消費でまず思いつくのが、ジャムではないでしょうか?!
マーマレードは煮込んで作るので、
5-6個のみかんを1回の調理で使っちゃいます。
なので大量消費はしやすいかな~と思うのですが、
少しばかり時間と手間が掛かってしまいます。
取り掛かるまでは腰が重いかもしれませんが、
面倒なのは最初のみかんを細かく刻むまで!
なので、よかったらやってみてくださいね。
では作り方を紹介します。
<材料>
みかん(温州みかん):5-6個
砂糖(グラニュー糖、きび糖など):500-560g
レモン汁:1個分
水:3カップ
<作り方>
みかんにワックスが付いていたら、
落とすようにしっかりとゴシゴシと洗います。
皮が入った方がとてもいい香りなのですが、
気になるようであれば、皮つきみかんの個数を調整したり、
皮なしの身だけでもできますよ。
ではまず皮つきバージョンから作っていきますよ~。
包丁でみかんをすべて細かく切ります。
温州みかん(冬みかん)は、皮を使う場合もアク抜きが不要になるので、
みかんのヘタを取り除き、すぐに包丁で細かく切って問題ないです!
ただ…温州みかん以外の例えば甘夏みかんなどであれば、
渋みがあるので、皮を使う場合はアク抜きが必要になります。
アク抜き方法はこちら↓↓
http://cookpad.com/recipe/1716607″
さて、みかんが切り終わったら鍋に入れ
レモン汁1個と水3カップを加えて涼しい場所に
3時間置いてペクチンを引き出します。
3時間くらい置いた後、
鍋を強火にかけ10-20分アクを取りつつ煮ます。
煮立ってきたら、砂糖500-560gを入れ弱火にします。
そして弱火で20分ほど煮るのですが、
この時焦げ付かないように注意しましょう。
弱火で煮込む時間は目安で使う鍋によっても変わりますし、
砂糖を入れる量もみかんの糖度によって
味見しながらお好みで調整してくださいね。
ちなみに皮なしバージョンの場合は、
水を入れません!
なので、みかんの身のみで250gに対して
レモン1/2個を絞り、砂糖100-150gをまぶし
時々混ぜながら30分くらい置いてペクチンを引き出します。
あとは同じように、煮立つまでは強火でアクを取りながら煮て、
煮立ったら弱火にで煮込んでいきます。
ただ冷めると固まってしまうので、少しゆるいかなっと思う程度で
火を止めた方がよいかもしれません。
お酒好きなら…
梅酒、あんずなどの果実酒。
居酒屋さんなどでもありますよね?
そこでみかん酒なんてどうでしょう。
マーマレードほど手間も掛からないし、簡単♪
少し出来るまでは時間が掛かりますが、
お酒好きでたくさんもらったみかんがあるなら
挑戦してみてはいかでしょうか。
<材料>
みかん 1kg(中くらいの大きさなら10個程度)
レモン 5個
氷砂糖 100-200g (はちみつ使用の場合は1cup)
35度程度の 焼酎甲類(ホワイトリカー丸1) 1.8リットル
<作り方>
みかんを集めのお湯の中に入れてたわしでゴシゴシ洗います。
洗い終わったら皮をむいて2等分にカットし保存容器へ。
レモンは皮は剥いで実だけを輪切りにし、
みかんの皮3-5個分と一緒に保存容器に入れます。
そしてみかんとレモンが入った保存容器に
氷砂糖(はちみつ)と焼酎甲類を入れるだけ!
これだけで準備は完了です。
でも作ったもののいつ頃から飲めるの?
ちょっと先になるのですが、漬け込んでから1か月後から。
ちょっと長いですね。
ただ漬け込んでいる1~2ヶ月の間に2つほどやることがあります。
1)皮は1週間で容器より抜くこと。
2)1~2ヶ月ほど経ち、色がついてきたらみかんの実を取り出して布巾などで絞ること。
忘れずこの2点はやるようにしましょうね。
熟成されるまでは、アルコールが強く風味も弱いのですが、
熟成が進むにつれまろやかにそして香りも強く美味しくなります♪
漬け込んで、長く楽しめる!
そして時間が経つと風味も変わるというところが
手作りならではのおもしろいところです♪
ぜひお酒が好きな方はお試しあれ~!
お子さんがいてるならジュースにされても…
みかんジュースには加熱するタイプとしないタイプの2種類があります。
まず、両方の特徴から紹介しますね。
◆加熱するタイプの特徴
冷蔵保存で1週間程度日持ちがする
ビタミンCなどの栄養素が加熱により破壊される
すっぱさが生絞りに比べて和らぐ
◆加熱しないタイプ特徴
日持ちがしない(冷蔵保存でも3-4日)
日持ちはしないけど、美味しいのは
加熱をしない生絞りのみかんジュースです。
たくさんみかんがあるなら、
両方作って伸び比べしてみても面白いかもしれませんね。
さて、ではみかんジュースの作り方を紹介していきますね。
加熱するタイプ
<材料>
みかん:1kg (中の大きさで10個くらいです)
砂糖:180g
クエン酸:1g
オレンジエッセンス 少々(なくても可)
<作り方>
みかんを沸騰したお湯に2-3分漬けて皮を剥ぎます。
皮を剥いたみかんを2つに割って、みかんを絞り器で絞ります。
甘味が足りない…
と感じられるようでしたらお好みで加糖してください。
そこにクエン酸をいれて、加熱します。
温度が70度になったら火を止めて
お好みでオレンジエッセンスを数滴入れます。
これで完成。
殺菌のため保存容器(ビン)は温めておき、
容器もそしてみかんジュースも温かいうちに
保存容器には移して密封するようにしましょう。
もし長期保存(密封状態のみ可)をしたいと思われるようでしたら、
保存容器に入れたあとすぐに85度のお湯で20-25分間殺菌。
その後ビンは横置きに寝かせて冷まし、冷暗所で保存です。
ただし一度ビンを開けたら冷蔵庫で保存ですよ~!
加熱しないみかんジュース
では、今度は加熱なしバージョンの作り方を紹介しておきますね。
作り方はすっごく簡単です♪
<材料>
みかん 5個くらい
砂糖またははちみつ 大1~
<作り方>
みかんをしっかり洗って、2等分にカット。
絞り器でみかんの果汁を絞ります。
そこにお砂糖やはちみつをお好みで加えて混ぜるだけです。
もちろんみかんの甘さだけで十分って時は
砂糖やはちみつは加えなくてOKです。
みかん5個も?!と思われるかもしれませんが、
みかん5個でだいたいコップ1杯ちょいくらいの量くらいです。
加熱するバージョンもしないバージョンも
加糖は砂糖でもはちみつでもOKですが、
蜂蜜の方がコクが出るのでお勧めです。
余談…
マーマレードもお酒も手間がかかって面倒…
みかんジュースも絞るのがな…
そんな時のみかんのおすすめ活用法は、
カレーに入れちゃうこと♪
みかんの白い皮は軽く剥いて、
包丁で細かく刻んで、カレーの具材を煮込むときに入れるだけ。
フルーティーになるし、自然な甘みが出ますよ~。
もしカレーを作られる際はぜひ!
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まとめ
冬にたくさんみかんをもらったら、
まずは定番の冷凍みかん。
でも飽きてきた…
そんな時は、ちょっと手を加えて
マーマレードやみかん酒。
お子さんがいるご家庭ではみかんジュースを作ってみてはいかがでしょうか。
自家製となるとマーマレードやジュースは甘味を調整できますし、
お酒も熟成による風味の変化も楽しめます♪
ちょっと手をかけるのは面倒…
と思われるかもしれませんが、
よかったやってみてくださいね。