サングラスを紫外線対策で買おうと思っているなら

知っておきたいのがuv400という表記。

知らなきゃ損ってくらいuv400、実は大事なんです。

 

そしてuvカット率やuv400と一緒によくお店で表示されている透過率。

一体どういうことをいうのでしょうか。

 

私なりにどうしてuv400が重要なのか?

そして紫外線透過率と可視光透過率について

噛み砕いて解説していきますね。

 

サングラスを選ぶときの参考になれば嬉しいです。

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サングラス紫外線対策ならUV400は必須

紫外線対策としてサングラスを買うことを考えているなら

絶対知っておきたいのがuv400という表示の意味についてです。

 

この「400」という数字が何を指しているかなんだけど

紫外線の中でも光の波長が400nm以下のものをカットしますよ

ということを表しているんです。

 

でね、私が「400」という数字が大事というのには理由があって

それには紫外線の種類が関係しているんです。

 

既に知っているかもしれませんが

紫外線には、

・地表にはほとんど届かない「UV-C」

・地表へ届くのは10%程度だけど、紫外線を角膜が吸収し炎症を起こす原因となる「UV-B」

・地表へ届くほどんどの紫外線で、皮膚の奥深くや目の奥にある水晶体まで入り込んでくる「UV-A」

 

の3タイプあり、光の波長もそれぞれこのように違うんです。

 

・UV-C = 短波長 280nm以下

・UV-B = 中波長 280-315nm以下

・UV-A = 長波長 315-400nm

 

もう私がなぜ「uv400」が大事というのか

ピンときたかもしれませんが、

サングラスを紫外線から目を守るためにと購入するなら

uv400またはuv400より高い数字のものでないと

深い部分まで入り込んでくる紫外線を防げないからなんです。

 

サングラスを紫外線カット目的で購入しようと

思っているなら「uv400」忘れないよう頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

 

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サングラスの紫外線透過率って?

紫外線透過率は字のんま紫外線をどのくらい通すかを示している数値です。

 

そのため

・紫外線透過率 0% = 全く紫外線を通過させず全部遮断。

・紫外線透過率 20% = 2割は紫外線を通過。残りの8割は遮断。

・紫外線透過率 100% = 全部紫外線が通過する(裸眼と一緒の状態)

 

といった感じで、数字が低ければ低いほど紫外線をカットしてくれます。

 

ということは…

よく店頭などでみかける紫外線透過率0.1%という表記であれば、

99.9%は紫外線をカットできるサングラスってことになりますね。

 

サングラスの可視光透過率って?

サングラスには可視光透過率が表示されているものもありますが

可視光透過率はレンズが光を通すかカットしてくれるのかを数値で表しています。

 

数値がどのように透過率に反映しているのかというと、

可視光透過率が低く0に近ければ近いほど、レンズが光をカットしてくれるサングラス

可視光透過率が高く100に近ければ近いほど、レンズが光を通すサングラス

とこんな感じです。

 

また可視光透過率が低くなりレンズが光をカットする量が増えれば増えるほど

濃い色のレンズで視界は暗くなり、

逆に可視光透過率が高いレンズであれば光をカットする量が減るため

薄い色のレンズで視界も明るくなります。

 

めっちゃ極端ですが、可視光透過率が100であれば、

100%光を通すので、裸眼と同じ視界で透明なレンズのことです。

 

 

紫外線に加えて眩しさをカットしたいと思うなら

可視光透過率もサングラスを選ぶときに見てみたらよいかと思います。

 

 

ただこの可視光透過率は紫外線カットとはなんら関係がないので、

可視透過率が低いだけのサングラスだと、ただの眩しさよけになってしまい、

逆に紫外線をたっくさん目が吸収してしまうという悪影響になってしまいます。

 

レンズの色も大事かもしれないけど、それよりまず紫外線透過率をチェックしましょうね。

 

 

余談だけど…

サングラスの購入を紫外線+車の運転の眩しさ対策なら

可視光透過率は30%以上のものにしておいたほうがベターです。

 

30%以下のもになると、暗いトンネルや建物の影などを運転する時に

暗くて見てにくくなり運転がしずらくなってしまうからです。

 

さいごに

サングラスを買う前に知っておきたい店頭で気になる表記について

噛み砕いてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

 

さいごにもう一度ポイントだけ振り返っておくと

・uv400は一番多く地表に届き、皮膚や目の奥まで届くUV-A波をカットしてくれる

・紫外線透過率は0に数字が近づくほど、カット率が高い

・可視光透過率は紫外線カットとは関係なく、光をどのくらい通すかを表している

この3点を頭の片隅にでも置いておけばよいかな~と思います。

 

紫外線がキツくなる時期のサングラス選びに参考になれば嬉しいです。

 

サングラス以外の目の紫外線対策も気になる…

そんなときはこちらに詳しくまとめていますので、

よかったらどうぞ↓↓

目の紫外線対策は必須?サングラス以外にUVカットする方法は?

 

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