夏といえば、花火大会や夏祭り。
せっかくだからと浴衣を着てお出かけしたりしますよね。
着て行く時はいいんだけど、帰ったあとは
浴衣に汗がびっしょり…(# ゚Д゚)
そのままでは浴衣もダメになってしまいそうだし、
洗濯しなきゃって思うけど、
どうやって洗濯したらいいんだろう?
今回はそんな疑問を解消すべく
浴衣の洗い方や干し方をお伝えします。
浴衣の洗濯の仕方って?
浴衣って家で洗濯できるんだろうか?
やっぱクリーニングに持っていったほうがいいのかな?
など使ったあとの浴衣の洗濯どうしたらいいんだろう?
って思いますよね。
浴衣は着物とは違って綿でできていることが多いので
実は家庭で気軽に洗って大丈夫なんですよ。
気軽にとはいえ
基本は手洗いなので、少し面倒かと思いますが、
それでもてで洗えば方崩れやシワがつきにくいので
アイロンをそこまで掛けなくても実は大丈夫だったりするんです。
そんな手洗いの方法をお伝えしていきますね。
浴衣を手洗いする方法
浴衣を手洗いするときは、桶などに入れて押し洗いです。
では、具体的にどうやって洗っていくのか
一緒に見ていきましょう。
1)使う桶の大きさに合わせて浴衣を綺麗にたたみます。
たたむのが面倒と思うかもしれないけど、
ここでしっかりとたたんでおくと
型崩れやシワになりにくくなるので頑張りましょう。
2)浴衣がひたひたに浸かるほどの水を桶に入れ、30分程度浸しておきます。
もし桶がなければ、洗濯槽や洗面台に水を張ってももちろんOKです。
このとき洗剤は入れません。
え…
洗剤入れなくて汚れ落ちるの?
と思うかもしれませんが
洗剤を入れなくても汚れが水の中に出てくるので大丈夫です。
3)30分ほど浸けおいたら、手で軽く押し洗い。
この押し洗いで汚れが浮いて出てきます。
そしたら水を汚れた水は捨てて
新しい水を浴衣が浸る程度いれ、押し洗いを2~3回繰り返します。
そして汚れが出なくなったら洗濯完了です。
もし浴衣をふわっとした感じではなく、シャキっとしっかりした感じにしたいなら
ここで糊付けしてくださいね。
4)洗ったあとは浴衣をたたんだ状態のまま
押しながら水を切っていきます。
しぼるとシワができてしまうので、
絶対ここで浴衣を絞るということはしないようにしましょう。
なかなか水が切れない…
そんなときは、浴衣をたたんだまま
洗濯ネットに入れて15~20秒ほど軽く脱水をかけても大丈夫です。
浴衣の手洗いはこれで完了。
浸けおく時間が必要ですが、
普段の手洗いとそこまで変わらず
大変ということもなく、気軽にチャレンジできるのでは?と思います。
浴衣は洗濯機でも洗えるの?
それでも手洗いは、なんだか面倒…
そんなときは洗濯機で洗濯することも出来ます。
あ!ただちゃんと洗濯表示は確かめてくださいね。
では、洗濯機で浴衣を洗うときはどうしたらいいのか
紹介していきます。
浴衣を洗濯機で洗う方法
1)洗濯機で洗うときは洗濯ネットを使用します。
そのとき浴衣を袖たたみしてからネットには入れるようにしましょう。
袖たたみの仕方が分からない…
そんなときはこちらの動画でたたみ方を確認してみてくださいね。
2)洗濯機では手洗いコースがあれば手洗い
なければドライコースを選び洗っていきます。
このとき洗剤はオシャレ着洗い用or中性洗剤を使うようにしましょう。
3)脱水は1分程度ネットに入れたまま脱水します。
少しでもシワになるのを防ぎたいと思ったら
脱水前に洗濯ネットを洗濯槽の壁に貼り付けるようにしておくという
ちょっと一手間でシワになりにくくなります。
浴衣を洗濯したあとの干し方は?
浴衣を洗い終わったら干していきましょう。
干すときは浴衣の左右の襟がピンっとなるように着物ハンガーであれば掛け
物干し竿であれば、袖を通して干します。
この時手で挟んで叩きながらしっかりシワを伸ばしましょう。
シワをきちんと伸ばしておくと、アイロン掛けをしなくていいくらい
綺麗に仕上がりますよ。
そして干すときの注意点がもう一つ。
それは浴衣は陰干しすること。
なぜかというと、日光に当たると色落ちしてしまうこともからです。
せっかくの浴衣の色が落ちてしまわないよう
忘れず陰干しするようにしましょうね。
さいごに
浴衣の洗濯方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
浴衣は基本的には自宅で手洗い or 洗濯機で洗うことができますが、
洗濯表示がきちんと表示されていることが条件です。
家で浴衣を洗う前には洗濯タグを確認してから行うようにしてくださいね。
洗濯後の保管の仕方については
に詳しくまとめてますのでよかったら参考にしてくださいね。