こんにちは。
おちびママたんです。
黒豆の作り方レシピで
重曹を入れる作り方も多く紹介されてますよね。
でもどうして黒豆を煮るときに重曹を入れるんだろう?と疑問に思ったことないですか~。
私はなぜ黒豆を煮るのに、重曹を一緒にいれるのかが気になって…
調べてみたんです、その理由!
そこで今回はなぜ黒豆を煮るときに重曹をいれるのか?
入れるとどんな効果があるのか?
ということを紹介していきたいと思います。
黒豆を煮るときに、重曹を使うのなんでだろう?
どんな役割があるんだろう?
と私と同じように疑問に思ったあなたにこそ読んで頂ければ嬉しいです♪
では、まいりますッ。
黒豆を煮るとき重曹を使うのはなぜ?
重曹といえば、掃除に使ったり、
お菓子を作るときのふくらし粉として使うイメージがあるけど、
実はあく抜きや食材をやわらかくしてくれる性質があるんです。
でね、黒豆を煮るときに重曹を入れるのは
ふっくらとやわらか~く黒豆を煮るためなんですよ!
では、なんで重曹が黒豆をふっくら&やわらかくしてくれるのでしょう。
それは重曹のアルカリ性の性質が作用して、
タンパク質を分解してくれるからなんです。
そのため重曹を一緒にいれることで、
黒豆のタンパク質の分解が促進されて、
重曹なしに比べると早く黒豆が柔らかくなります。
ただ重曹は入れすぎると苦くなってしまうから、
使うときに入れる量は注意ですよ。
ちなみに…
重曹の食材をやわらかくする性質は豆を煮るときだけでなく、お肉を柔らかくする効果もあります。特にパサパサしやすい鶏のムネ肉は効果が分かりやすいので、余った重曹はお肉をやわらかくするのにも使ってみてくださいね♪
黒豆を煮るとき重曹は必要なの?
黒豆を煮るときに重曹を入れるとレシピに書いてあったとしても
絶対に重曹を入れないといけない!
入れないと豆がやわらなくならない!
なんてことはありません!
なぜかって?
重曹は黒豆を煮るときに絶対に必要なマストアイテムというわけではないからです。
ただ入れるメリットとしては、お豆が早くやわらかく煮えること!
そして初心者でもふっくらやわらかく黒豆が煮やすいことが言えると思います。
重曹がない場合は?
重曹が家になくて、黒豆以外に使う予定もないな…
と思うなら、無理に買いに行かなくてもOKです。
その場合は、時間はかかってしまうけど、
乾燥した黒豆を戻す時間&茹で時間を長めに取って
コトコトと弱火で煮込んでいったら、
重曹がなくともお豆はやわらかくなりますからね♪
ベーキングパウダーで代用は?
重曹は家にないけど、ベーキングパウダーならある!
というご家庭もあると思います。
お菓子作りだと、レシピに重曹と書いてあっても
ベーキングパウダーを代用として使うことはできますが、
黒豆を煮るときには重曹の代わりにベーキングパウダーを
使っても意味がないんです!
もちろん、ベーキングパウダーの原料には重曹が含まれているんだけど
酸性の物質も混ざっているので、ベーキングパウダー自体は中性に近いんです。
ということは…
アルカリ性のタンパク質を分解して
食材をやわらかくする性質がベーキングパウダーにはないんですよ。
そのため黒豆を煮るときに、ベーキングパウダーを重曹の代わりに代用するのは残念だけど適しません。
さいごに
重曹は料理でもお菓子のふくらし粉のときに使うだけかと思っていたら
なんとなんと、あく抜きや食材をやわらかくしてくれるんですね~。
私もビックリです!
重曹を使わない時より早く、そして確実にお豆がやわらかくなってくれるから
黒豆を煮るときに重曹を入れるレシピが多く紹介されていることも分かりスッキリです。
ただ黒豆をやわらかくするために、絶対必要なアイテムではないので、
今後重曹は使う予定がないかも…と思うなら買ってまで使う必要はないかな~と思います。
とはいえ、重曹のタンパク質を分解して食材をやわらかくする性質は
お豆を煮る以外にもお肉にも使えますからね。
この性質を知ったきっかけに、重曹を購入し黒豆煮作りに使ったあと、
余った重曹をお肉をやわらかくするのに活用してみるのはアリかもしれませんね。