おにぎりやおいなりさんはお弁当の定番ですが、ちょっと気分をかえたいときや見た目をオシャレにしてみたいときに思いつくのがサンドイッチ。
手軽に食べられて、具次第ではデザートにもなります。
いっけん簡単に作れそうですが、わりと面倒なのが難点。
当日の朝は忙しそうだし余裕なさそう、できれば前日に作り置きしたい!
でもそれって大丈夫?保存方法は?
そんなお悩みを一緒に解決してきましょう♪
前日の夜に作ったサンドイッチは冷蔵庫で保存する?!
はい、冷蔵庫で保存します!
とはいえ完成させたものを冷蔵庫で保存しておいても、当日食べるときにはべちゃべちゃになってしまっているか、パサパサになってしまっているか。
完成したサンドイッチを長時間保存しておくのは、なかなか難しそうです。
では、どうしたらいいでしょう?
具材別に下準備をしておけば、忙しくなる当日でも慌てずに済むかと思います。
そこで当日のサンドイッチづくりの負担を軽減できる下準備とその保存の仕方についてお伝えしていきますね♪
野菜は当日
きゅうりやレタスをはさむのは、当日の朝がいいでしょう。
なぜなら野菜の水気をパンが吸ってしまい、べちゃべちゃになってしまうからです。
ですので、洗っておきキッチンペーパーなどに包んで水気を切っておくとよいですよ♪
火を通す具材の準備
パンにはさむには、作りたての温かい状態でなく冷ましてから挟みますよね。
そのためたまごサンドの卵をゆでる、ポテトサラダを作る、カツやコロッケを揚げるなどの具を作っておき、粗熱をとってから冷蔵保存しておけば翌朝ラクチンになります。
パンに塗るペーストを混ぜておく
マーガリン(バター)とマヨネーズ、バターとマスタード、マヨネーズとマスタード。
上記またはお好みのパンに塗るペーストを混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れておくと当日パンに塗るときに、一から作る手間が省け時短に繋がります(笑)
このペースト、パンに塗るのは味つけのためもありますが、野菜の水分がパンに染み込まないように油膜を作る役割もしますからね。
意外と重要です。
缶詰の汁気をきっておく
野菜と一緒で水気はサンドイッチの大的。
ツナ缶などの余分な油や水分はきって保存しておきましょう。
デザートサンドの場合
ジャムとホイップクリームのサンドイッチを作る場合、クリームはホイップして冷蔵保存をしておけば大丈夫。
固めにホイップしておくと、溶けも気にならないかもしれません。
上記のように一通りの下準備をしておけば、サンドイッチを作る当日の朝の作業は冷蔵庫から材料を取り出して、パンに挟んでいくだけ。
とかなり負担が減りますよ~。
もし作るのは前日でなくても、なんとかなりそうなのであれば、下ごしらえだけしっかりして作るのは当日がオススメです。
サンドイッチ冷蔵庫に入れてもパサパサにならない方法
とはいっても、前日にサンドイッチを完成させられたら…ラクですよねぇ。
だって翌朝は、ランチボックスに詰めるだけ!!
そこで前日にサンドイッチを作り置きしてしまう時の保存法をいくつか紹介したいと思います。
サランラップ
サンドイッチをひとつひとつ、しっかり包みましょう。
お皿に入れてするも良し、タッパーに入れてラップをした上からフタをするも良し。
しかし注意したいのが、“切るのは当日にすること”です。
切り口から水分がでてしまったり、切り口から乾燥してしまうからです。
ワックスペーパー
冷蔵庫で保存しておくときには切らずに、ランチボックスで持って行くときには底に敷いていくと良いかと思います。
乾燥対策にもなりますし、見た目もカフェみたいにオシャレになります。
いろいろな柄があり、100円ショップにも売っているので探してみてください。
布巾を使う
清潔な布巾を濡らしてかたく絞り、サランラップで包んだ上からかぶせておくという方法もあります。
ただ濡らしすぎるとべちゃべちゃになってしまうので、注意しましょう。
また、サランラップやワックスペーパーで包んだあと重しをのせプレスしておくことでパンと具材が馴染み、乾燥も防いでくれますよ。
重しは平なお皿など、サンドイッチの一部ではなく全体的に重みがかかるものがベターです。
重しをして冷蔵庫に入れて保存しておくと、切る際にも上手く切ることができますので一石二鳥ですよ。
サンドイッチは乾燥対策も重要ですが、マヨネーズや野菜をつかっていることもあるので、保冷もしっかりし傷みにも気をつけたいところです。
保冷剤を利用することも考えべちゃべちゃにもパサパサにもならないよう、持ち運びの際にもラップやワックスペーパーはぜひ使ってみてくださいね。
さいごに
子どものころお弁当箱を開けてサンドイッチが入っていると、テンションが上がったりしませんでしたか?
もしくはサンドイッチを持ってきているお友だちがいると、ちょっとうらやましく思ったり。
しかし親となり作り手となった今、お弁当の大変さを身にしみて感じています。
お弁当作りはいつだって面倒で、少しでもラクしたいもの。
かといって、手は抜きたくないし失敗もしたくない。
サンドイッチはお弁当やおにぎりと違って、心配なことも多いかと思います。
でもちょっとしたコツやポイントをおさえれば、具のアレンジも多いので喜んでもらえるはずですので、手間を惜しまずがんばりましょう!