朝晩のさわやかな風が、だんだんと秋の訪れを感じるようになってきましたね。
日中の暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってくると、お弁当をもってお出かけしようなんて家族も多いのではないでしょうか。
あなたの家族はおにぎり派?それともサンドイッチ派?
我が家の長女は昔からお弁当の冷めたご飯が苦手で、高校生になった今でもお弁当は「サンドイッチ」と決まっているんです・・・
これけっこう作る側は大変なんですよね・・・
忙しい朝に、サンドイッチってけっこう手間と時間がかかってしまうから、何とか出来ないものかと考えました。
忙しい日は、前日に作ってしまえばよいのか!とも考えましたが、普段からパンを冷蔵庫で保存しているとパサパサになってしまうので、無理かもなぁ・・・
ん~でも何とか楽する方法はないものか・・・と色々調べて見ました。
もし同じような悩みを抱えているママさんがいましたら、是非一読してみて下さい。
少しは力になれるかも!
サンドイッチ前日に作るとパサパサになる原因は?
そもそもなぜパンは時間が経つとパサパサしてしまうのでしょうか?
この原因がつかめれば、何かしら対処する方法があるかも!と思い調べてみました。
パンがパサパサになってしまう原因.
それは乾燥でした。
さらに私のように普段から冷蔵庫でパンを保存すること自体がパンを乾燥させてしまう原因で、保存方法として間違っているんですって!
この時点で私、「アウト!」ですね。
パンに含まれているデンプンは、冷蔵庫内の温度では老化が早まり、パンを硬くしてしまいます。
そこに乾燥が加わり、せっかくのふわふわパンも一気に劣化が始まってしまうんですって。
老化が始まり、劣化する・・・なんて恐ろしい言葉なんでしょう。
でもサンドイッチとなったら冷蔵保存しないわけにはいきませんよね?
いったいどうしたら良いものか・・・
「どんなに忙しくても我が子のために早起きしてサンドイッチを作りなさい!」という神様の声が聞こえてくるような気がしてしまいます…。
お弁当のサンドイッチ前日の夜に作ってもおいしく食べられる方法とは
神様の声は「気のせい・・・気のせい・・・」と自分に言い聞かせ、前日にサンドイッチを作ってもおいしく食べられる方法をさらに調べ続けて見ました。
すると、一点の明るい光が私に注がれました。
それが「サンドイッチの冷凍保存」です。
「あれ?パンのデンプンは低温で老化しちゃうんじゃないの?」と思ったあなた!
私も同じ事を考えました。
なんと、デンプンが老化するのは0℃付近の低温で、冷凍庫の温度の-18℃まで下がるとデンプンは老化しないんですって!
なので、パンの保存は冷蔵よりも冷凍!が基本のようです。
前日に作ったサンドイッチ、どのように冷凍保存すれば良いのでしょうか?
ポイントをご紹介していきます。
○ポイントその1「具材は水分の少ない物のみOK」
野菜などの水分の多く含まれる具材をサンドして冷凍してしまうと、解凍したときに野菜から出た水分でべちゃべちゃのサンドイッチになってしまいます。
ジャムやピーナッツクリーム、ハム、ツナマヨなどはOKです。
ツナマヨの油分はしっかり絞ってから使って下さいね。
油分が残っていると、パンにしみこんでべちゃべちゃになってしまいます。
サンドイッチの定番タマゴサンドは、冷凍保存可能ですが、少しボソボソした食感が気になってしまうかもしれません。
ゆで卵は固ゆでにして下さいね。
○ポイントその2「ラップでぴったり包む」
出来上がったサンドイッチは、食べやすい大きさに切った状態でラップに包みます。
この時、パンとラップの間に空気が入らないようぴったりと包むようにして下さい。
空気が入ってしまうと、その部分に霜が付いてしまい、解凍したときにパンの表面が湿った状態になってしまいます。
サンドイッチを作るときに、くるくるっとロール状にすると、空気に触れる部分が少なくなるのでおすすめです。
ロール状だと見た目も可愛いし、食べるときも手軽にぱくっといけるのでいいかもしれませんね。
ラップで包んだら、ジップロックに入れ、空気を出来るだけ抜いた状態で冷凍庫の中へ!
翌朝、冷凍庫から出してお弁当箱に詰めるだけ。
ランチタイムまでには解凍されます。
これなら保冷状態を気にすることもないし、朝の一手間が省けますね。
まとめ
いかがでしたか?
途中で聞こえてきた「どんなに忙しくても我が子のために早起きしてサンドイッチを作りなさい!」という神の声はやっぱり気のせいだったのかもしれませんね。
神は働く主婦の味方でした!
冷凍保存できるサンドイッチの具材は限定されてしまいますが、前日に作っておける分と、当日の朝に作る分と分けてみるのも1つに方法かもしれませんね。