赤ちゃんの離乳食に牛乳っていつから使っていいんだろう?
ヨーグルトは生後6か月頃から少しずつ試して問題なく食べれるから、離乳食に牛乳を使っても大丈夫なのかな?
粉ミルクは開封すると、使い切るまでに期限があるし、牛乳が使えるなら切り替えたいんだけどな…
そんな疑問を解消すべく、今回は
- 赤ちゃんは何か月から離乳食に牛乳って使えるの?
- 赤ちゃんに使える牛乳の量はどのくらいまで?
- 赤ちゃんに牛乳を与えるときの注意点
についてお伝えしていきたいと思います♪
赤ちゃん牛乳はいつから離乳食に使ってOK?
赤ちゃんに離乳食で牛乳を使うのは中期ごろ(7~8か月頃)からOKです。
初期から使われるママさんもいるようですが、離乳食初期は牛乳は控えておくのがベター。
というのも、牛乳は分子が大きく、消化吸収がしにくいからです。
そのためまだ胃腸が未発達の赤ちゃんによっては負担になりやすいので、始めるなら中期頃から少しずつがおススメです(^^♪
赤ちゃんに使える牛乳の一日の量は?
母乳と似ている牛乳。
そのため牛乳を料理に使うとパクパクよく食べてくれる!!という赤ちゃんもいます。
でもまだ胃腸が未熟な赤ちゃん。
一日の牛乳摂取量にも目安があります。
そこでそこで中期(7~8ヶ月)後期(9~11ヶ月)完了期(1歳~1歳半)それぞれの期間の牛乳摂取量の目安をお伝えしていきますね。
◎離乳食後期 カミカミ期(生後9~11カ月)⇒ 80ml
◎離乳食後期 パクパク期(1才~1才6カ月ごろ)⇒ 100ml
数値にすると、結構1日にで牛乳使えるんだ!と思われたかもしれません。
ただこの数値は牛乳限定ではなく、一日に使える乳製品のトータル量の目安。
そのため8ヶ月の赤ちゃんに朝ヨーグルトを20gあげたとすると、1日で使える牛乳やその他の乳製品の量は残り30ml(g)ということになります。
ヨーグルトお手軽なので、ついついヨーグルトが食べれると使いがちかな?と思いますので、+α牛乳料理を離乳食で使う場合は、ちょっと量に注意してあげてくださいね。
赤ちゃんに牛乳を与えるときの注意点
離乳食中期の7~8ヶ月頃の赤ちゃんから牛乳は離乳食に使ってOKですとお伝えしました。
ただね、牛乳を使う時に気をつけたいのが生後9~11ヶ月の離乳食後期の時期。
なぜかというと、この期間は鉄分が不足しやすい時期と言われているからです。
え?
鉄分と牛乳って関係ないのでは?
と思われたかもしれません。
ですが、実は牛乳が鉄分の吸収を妨害し、鉄の吸収率をダウンさせてしまうんです。
というのも、牛乳にはカルシウムはもちろんのこと、リンが豊富に含まれているんですね。
で、牛乳の中のリンはカルシウムと結合。
腸壁で鉄分吸収の妨害をするんです( ;∀;)
もともと不足気味の鉄分。
できるだけ吸収率を上げたいし、鉄分不足になること防ぎたいですよね。
そのため離乳食中期は、牛乳を離乳食に使ったら絶対ダメ!!ということはないですが、少し控えめに使うように意識してみるとよいのではないかと思います。
さいごに
牛乳が離乳食に使えるようになると、レパートリーの幅も広がりますよね( *´艸`)
じゃがいもやかぼちゃ、サツマイモなどのを加熱した牛乳で少し伸ばして風味付けに使ったり、ミルク粥やミルクスープにしたり。
使い方もホント色々です。
そのため便利な牛乳♪
ですが、生後9~11ヶ月の期間は鉄分が不足しやすく、貧血を起こしやすい時期なため、牛乳の摂取量はちょっと意識して減らすようにしてあげてくださいね。