突然の訃報は驚きますし、慌てますよね。
常日頃そんな事態がおこるわけではありませんので、いざそのときになるとうろたえてしまうかと思います。

友人の親御さんが亡くなった、なんていう知らせが入ったとき、あなたならどうしますか?

今回はそんな訃報時に役に立つ情報をお届けします。

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友人の親がなくなった場合の香典の郵送マナー

遠方に住んでいたり疎遠になってしまっていて、なかなか会える機会がない。
でも親しい友人の親御さんだからこそ、気持ちは伝えたい。

そんなとき活用するのが、郵送です。

直接お線香をあげにいくことができないので、そのぶんマナーがあやふやかと思います。

 

まず用意するものは、「現金書留の封筒」と「不祝儀袋」と「便箋」。
現金を郵送する場合に使用するのが現金書留ですが、直接お札を封筒に入れないように注意しましょう。

現金は不祝儀袋に入れ、さらに現金書留の封筒に入れます。
このとき、現金書留の封筒にも不祝儀袋にも、住所や氏名を書きます。

現金書留の封筒に書いても、不祝儀袋にも書くことがマナーです。

 

そして中に入れるお札ですが、金額は親戚であれば10,000円~、会社関係や友人、知人であれば5,000円~が一般的です。

新札でもかまいませんが、折り目はつけるようにしましょう。
逆にあまりにシワシワでも失礼にあたるので、気をつけましょう。

また、「4」や「9」を含む金額は避けたほうが無難です。

 

お悔やみの言葉(手紙)はハガキではなく、白無地でシンプルな便せんで縦書きのものを用意します。
もしくは明るい色は避け、グレーやすみれ色、深みどりなどの暗めの色を選びましょう。

また、ペンも黒色のインクのものを使います。

枚数は、重ね重ね(不幸が重ならないようにという意味)にならないよう、1枚だけ。
封筒も同様に、二重になっておらず一重のものを使いますよ。

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香典を郵送するとき、お悔やみの手紙は友人の親御さんへ?友人宛でもいい?

本来は喪主宛におくりますが、喪主との面識がない場合は、ご友人宛で問題ありません。

ご友人が喪主とはなれて暮らしている場合には、事前にお香典を送っても大丈夫か確認し、香典返しの問題もあることから喪主宛に送るのがいいでしょう。

 

また郵送の場合、現金書留は日付指定ができないことから、斎場ではなく喪主の自宅に送るのが好ましいです。
ご遺族のかたは葬儀や弔問客のあいさつで忙しくしていますし、自宅のほうが確実に受け取ってもらえるからです。

 

お悔やみの手紙を友人に向けて書くとき、どのな風に書いたらいいの?

まずは言葉遣いですが、いくら親しい友人だからといって、くだけた言葉遣いはNGです。
丁寧な言葉で書きましょう。

 

では、中身は?
どんな風に書いたらいいの?

ということで、お悔みの手紙を書くとき内容をお伝えしていきますね。

 

①「拝啓」や「謹啓」の前置きは書かない

お悔やみの手紙では季節のあいさつや頭語は必要ありませんので、本題から書くようにします。

 

②訃報を聞いたときの心境

「突然の訃報に驚いております」「信じられない思いでございます」といった、気持ちをちょっと添えるといいかもしれません。
ただ、あとにも記載しますが、ご遺族の悲しみを助長させるような文面は避けましょう。

また、長々と故人との思い出話を連ねることも避けましょう。

 

③手紙(直接うかがえない)になってしまうことへの理由とお詫び

本来であれば直接述べるのですが、弔問に伺えない理由とお詫びを書きます。

 

④家族(遺族)への労わりの言葉

家族を亡くされて心を痛めていたり悲しみに暮れていることと思われますので、相手を気遣う言葉や労わりの言葉を多くつかいましょう。
さきほど記載しましたが、悲しみを助長してしまうような文面は好ましくありません。

 

⑤忌み言葉はNG

「忌み言葉」とは、冠婚葬祭で避けるべき言葉です。
封筒や便せんの際にも記載しましたが「重ね重ね」、「追って」「死亡」「生きている」などの、直接的に生死を連想させる言葉は避けましょう。

そういったことを綴りたい際には「ご逝去」や「ご生前」といっ、た柔らかい表現にするのがベストです。

以上のようなことを気をつけつつ、便せん1枚に収まるように書きましょう。

 

父・母それぞれがお亡くなりになった場合の例文が記載されていましたので、参考にしてみてください。
⇒友人の親が亡くなった時の例文を見る

 

さいごに

自身の家族が他界したとき、どのようなお悔やみの手紙が届いたら嬉しいか、そんなことも頭のすみに置いておくといいかもしれません。
加えてマナーも知っておけば、万が一のときに困らないかと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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