秋の味覚の代名詞といえば、「やき芋」ですよね。
小さい頃、落ち葉集めの後にホイルに包んだ焼き芋を食べた思い出がある方も多いのでは?
お話しているだけでも食べたくなってきちゃいます。
最近ではお家でも簡単に本格焼き芋が作れる家電も売っていますし、秋に一度は皆さん召し上がりますよね。
でも買いすぎてしまった場合って…普段どうしてますでしょう。
一本食べるとそれだけでお腹いっぱいになりますし、余った分は食べきれなかったりしませんか?
そんな時のために、焼き芋の上手な保存方法についてご紹介していきますね。
焼き芋の保存を冷蔵庫でするとき
食品を保存するのであれば、思いつくのが冷蔵庫。
常温で保存するよりも絶対的な信頼をおいている方も多そうです。
では焼き芋は、どのように冷蔵庫に入れれば一番良いのでしょう?
正解は、「ラップに包んで入れる」です。
この時、まとめてではなく個別に包装するようにしましょう。
次に、日持ちはどれくらいするのか、という疑問にお答えしてまいります。
焼き芋を冷蔵庫に入れたときの日持ちは?
上記のようにきちんと個別包装で焼き芋を冷蔵庫に入れた場合、4日ほどは保存可能となります。
それ以上は痛んでしまう可能性があるので、4日以上放置しないようにしましょう。
常温はだめ?
焼いて水分がある程度抜けている状態なので、夏場以外ですと常温でも保存は可能です。
常温で置いておく場合は、新聞紙にくるんだ状態で2~3日ほど日持ちしますよ。
新聞紙にくるむべき理由は、他の紙やラップなどと違い、紙自体が薄く通風性があるからです。
また、その性質によって、温度や湿度が一定に保たれる効果があります。
このことから、焼き芋を常温保存する際は、包むものは新聞紙が最適であるといえます。
焼き芋を日持ちさせたいなら…
今のところ、最長でも4日ほどが限界の焼き芋ですが、「そんなに頻繁には食べれない!」という方に。
他の方法として、冷凍することも可能なんですよ。
別記事でも「冷凍焼き芋」についてはご紹介しましたので、今回は保存方法と簡単に解凍方法をご説明いたします。
焼き芋の冷凍方法
意外や意外、焼き芋は冷凍保存もできちゃいます。
保存の仕方としては、
- 焼き芋の熱が冷めきるまで待つ。
- 表面の水分は拭き取る。
- 一本であれば、小分けにできるサイズにする(※)。
- それぞれラップで個包装し、フリーザーパックに入れ、空気を抜く。
※解凍した後は再冷凍が難しいため、一度に食べきれるサイズにしておくこと。
こちらの手順で行ってください。
この通り冷凍庫に入れておけば、2~3ヶ月間は保存可能になります。
上記でザっと簡単に焼き芋の冷凍保存方法をお伝えしています。
が、美味しさをキープして冷凍保存する方法があるんです♪
その方法をこちら⇒焼き芋を美味しく冷凍保存する方法で詳しく紹介しています(#^^#)
もし冷凍保存される時は合わせて読んでみてくださいね。
冷凍焼き芋の解凍方法
冷凍した焼き芋は、以下のように解凍すると良いでしょう。
また、一度解凍したら食べきってしまうようにしてください。
- 自然解凍した後、電子レンジ600Wで1分加熱する。
- 冷蔵庫に移し、1時間ほど待つ。その後、電子レンジ600Wで2分加熱する。
- 冷凍のままで、電子レンジ600Wで4分加熱する。
解凍後、そのままでも勿論食べられますが、焼きたて感を再現するのであれば、さらにトースターで軽く焼いてみてください。
湿気が飛んで、焦げ目も少しつけば、しっとり焼きたてお芋として復活しますよ。
冷凍に向いているお芋例
解凍した時に美味しく食べるには、お芋のタイプは「ねっとり&しっとり」のものが冷凍には最適です。
冷凍を最初から視野に入れての購入の際は、品種にも気をつけてください。
例えば以下のような品種がオススメですよ。
- 安納芋:生でもフルーツより糖度が高く(16度ほど)、焼くとさらに40度ほどに甘みが増すのが特徴です。
- 紅はるか:安納芋に負けない糖度の高さと、皮周辺に便秘解消成分が豊富に含まれていることが特徴です。
- シルクスイート:水分が多く、口当たりが滑らかです。しっとり触感に仕上がります。
安穏芋は最近スーパーでも手に入り安い品種です♪
ねっとり美味しい焼き芋に仕上がるので、冷凍されると決めているなら安穏芋、オススメですよ( *´艸`)
まとめ
いかがでしたでしょうか。お子さんから大人まで大好きな焼き芋、保存方法についても詳しくなっておきたいですよね。
私の実家でも、誰かが欲張って買ってきて、結局余ってしまうことが多々ありました(笑)
そんな時は、切った焼き芋をお皿にのせ、ラップを被せて保管していました。
今更ながらそれは間違いだったということに気づいてしまいました…
皆さんは美味しい秋の味覚を美味しいうちに食べきれるよう、今回の記事を参考になさってくださいね。