節分の豆まきといえば、家族みんなでやるイベントの一つ。

二月三日の夜には「鬼は外ー、福は内ー」とあちこちから聞こえてきます。

 

一般的に鬼役と言えばパパさん。

実家でも節分が平日の時は、お仕事から帰ってくるまで待ってから豆まきをしたものです。

 

ですがパパさんが不在の時、ママさんと小さな子どもたちだけで豆まきはできるのでしょうか。

 

今回はパパさん不在時の豆まきのやり方についてまとめてみましたよ。

スポンサードリンク

節分豆まき鬼役パパが仕事で帰宅が遅い時はどうする?

例えば四人家族であれば、やはりパパさんが鬼役は適任です。

二月は寒いですし、豆まきは窓を開けて行ったり外にも行いますから、女性やお子さんの体を冷やさないためにも男性に頑張ってほしいところです。

 

ですがお仕事で遅くなり、節分でも子どもたちが寝る時間の前に帰宅できないこともあるでしょう。

そんな時、ママさんが代わりに鬼をやることもあるかもしれません。

 

しかし、無理に鬼の代わりをすることはないんですよ。

その理由は次のコーナーで詳しくお話いたしますね。

節分の豆まき鬼なしでやる方法

パパさんが帰ってこれず、いつもの鬼役がいない時はどうすればいいか迷うかもしれません。

 

ママさんがお子さんを連れながら一人で豆まきするのも一つの手ですが、それでは中々大変なこともあるでしょう。

特に小さなお子さんがいらっしゃるお家ですと、面倒を見ながら豆まきするのは難しいと思います。

 

ママさんが代わりをする以外に、もう一つ良い方法があります。

 

それが鬼なしで豆まきをしてしまう方法です♪

 

「あれ、そのままだし解決できていない?」と思われるでしょう。

しかしこの方法、実はきちんとした理由があってのものなんです。

 

節分の鬼役はいなくてもOK?

そもそも節分に何故豆をまくのかというと、豆まきには「邪気を祓う」という意味があるためなんです。

 

昔の暦で節分の日は、陰と陽が入れ替わるタイミングであり、悪いもの=邪気が出てきやすいとされていました。

当時は弓と矢で邪気を追い祓うような行事だったそうですが、それが今では生命力を表す豆によって行われているのです。

 

地域によって落花生であったり、大豆(煎り豆)で行う差はありますが、栄養価が高くその土地の庶民に馴染みのあった食材が豆まきに選ばれているようです。

 

そのため元々「邪気」という目に見えないものを祓う行事。
鬼をかたどった人がいなくても節分の豆まきは問題なしです♪

 

そこで次の章で鬼なしでやる豆まきのやり方についてお伝えしていきますね。

スポンサードリンク

豆まきを鬼なしでやるなら?

鬼なしで豆まきをする際は、普段通り行うと良いでしょう。

…といっても、豆まきにも邪気を祓うための手順があります。

 

ご存知ない方もいらっしゃると思いますので、こちらで確認しておいてください。

 

正しい豆まきのやり方:

①邪気が出る夜に行います。

②家にいた邪気や外からのものに対して祓うように、窓を開けて「鬼は外」と豆をまきます。

③窓をすぐに閉め、邪気が戻らないようにします。
そして「福は内」といえの中に豆をまきましょう。

④家中の窓から豆まきを終えたら、最後に玄関で行います。
家中の邪気を玄関から一掃するイメージで行うと良いですよ。

 

節分の豆まきは家から邪気を追い祓うため。

そこで玄関から遠い奥の部屋や二階から行い、最後に玄関で「鬼は~外」とすると効率もいいですよ。

 

子供さんと一緒にするときは、「目には見えないんだけどね、鬼さんが家の中にいるから一緒に追い出そうね」だったり、「目には見えない鬼さんなんだけど、家の中に入ってこないように、一緒にお外に豆まきしようね。」という言葉かけをしてあげると子供たちもノリノリで豆まきしてくれますよ(*”▽”)

 

鬼役の代わりにするなら…

お子さんによっては、豆まきで鬼退治をするのを楽しみにしていたりもするんですよね。

パパさんが帰ってこれずお子さんががっかりしてしまうのはもどかしいことです。

 

パパさん不在でも鬼退治をさせてあげるなら、こんな方法を試してみてはいかがでしょう。

 

  • 段ボールに鬼の顔を描いたり鬼の面を掛けたりして、豆をぶつけるマトを作ってあげる。
  • 膨らませた風船に鬼の顔を描いたり鬼の面を掛け、家具や机の上に貼っておく。
  • ママさんとお子さんと交代で鬼退治ごっこを行う。

 

ちょっとした工夫で、いつもの鬼役がいなくても、楽しみにしていた鬼退治をすることができちゃいますよ。

お子さんが鬼退治を楽しみにしていたのなら、ぜひ参考にしてくださいね。

 

節分の豆まき鬼役はパパでなくてもOK

現代はもっぱらパパさんの役目である節分の鬼役ですが、本来はパパさん役でなくても良いものでした。

昔から家族全員で行う行事ですので、現代風な豆まきになった当時は、家長以外が鬼役をやっていたそうです。

 

むしろ家長が鬼をやっつけるという立ち回りをすることで、節分の鬼は「お父さんかっこいい!」というイメージを持ってもらうのに一役買っていたのです。

昔は一家の大黒柱をたてる、ということが大切とされていましたので、そういった形がとられていました。

 

そのため節分の豆まきを家族でする場合、鬼役がパパでないとダメなんてことはないですよ~♪

 

まとめ

節分の豆まきには鬼役が必須であると思っていた方も多いと思います。

しかし本来の目的を考えれば、パパさんの務めである鬼役はいなくてもOKということが分かりましたね。

 

パパさんが不在の二月三日も、邪気を祓うように豆まきを行えば問題ありません。

 

ママさんとお子さんとで、お家の邪気をキレイに祓う豆まきにしてくださいね。

スポンサードリンク