ケーキを切るとき、どうやって切っていますか?

 

家庭でケーキを食べるときは、包丁で切って食べる方法が一番多いと思います。
このとき、断面がボロボロになったり、生クリームが包丁にくっついたりして、ちょっと煩わしいですよね。

 

そんなとき、糸で切ると断面がきれいで、包丁を汚すことなく切ることができるんです。
そんな、嬉しい方法をご紹介します。

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スポンジケーキ糸は糸で切る。包丁がストレスならこの方法も。

包丁で柔らかいものを切るとどうしてもつぶれたり、断面がきれいじゃなかったり、多少のストレスがありますよね。
そこで、スポンジケーキを糸で切ってみましょう。

 

そう言われても、イメージは沸きますが、実際そんなにうまくいくのでしょうか。
それにはちょっとしたコツがいりますが、コツさえつかめば気持ちいいくらいスパスパ切れるようになりますよ。

 

まず、用意するものは糸です。
これだけです。

 

そして、ケーキを平らなところに置きます。
下に縁などがあると最後まできれいに切れないので必ず平らなところへ置いてください。

そして、ケーキの直系よりも長く切った糸をピンと張り、ケーキの上からまっすぐ下ろしていきます。
下までいったら片方の手を離し、ゆっくり糸を引き抜きます。

引き抜いた糸にはクリームなり、スポンジなりが少なからず付いていると思うので、次切るときは必ずこれを拭き取るか、新しい糸を用意してくださいね。

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スポンジケーキのスライス糸でキレイに切るコツ

スポンジを横にスライスするときも、糸が使えます。
まず、糸をケーキの円周よりも長く切りスポンジの側面に巻きつけます。

 

ここで、糸が斜めになっていると斜めに切れていってしまいますので、必ず水平に巻きつけることが重要です。

 

フリーで巻くのが難しい場合は、爪楊枝などを同じ高さの位置に何本か差し込み、それに沿うように巻いていくと水平に巻くことができます。

 

そして、糸を絞るように左右に糸を引っ張ります。
このときなるべくゆっくり食い込ませていくときれいな断面に仕上がります。

 

こちらのサイトに画像付きで詳しく載っていますので、よかったら見てみてください。
⇛https://cookpad.com/recipe/734038

 

さて、ここまでは、切り方を説明してきましたが、糸はどんな糸がいいのでしょうか?

 

キッチンにある糸といえば、チャーシューを作るときに使うタコ糸を思い浮かべる人も多いと思いますが、タコ糸では太すぎてうまく切れません。

 

おすすめは、お裁縫、特にミシン糸などの細い糸です。
また、釣り糸もナイロンやポリエチレンなどツルツルした素材でピンと張りやすいのでおすすめです。
その際も号数の小さいものを使ってください。

 

また、切るときのコツとしては、包丁で切るときも同じですが、ケーキは冷やした方が切りやすいです。
特に生クリームの場合、冷やした方が断然切りやすくなります。

この方法だと、柔らかくてしっとりしたスフレや、ガトーショコラやベイクドチーズケーキなどのしっかりしたケーキを切るときにも使えますよ♪

ケーキを綺麗に切り分けるのにも糸は使える

ここまで、スポンジケーキの切り方やコツを紹介してきましたが、これらを使うとホールケーキを切り分けるときや、ロールケーキを切り分けるときも使えます。

 

ホールケーキは最初に説明した通り、糸をピンと張ってゆっくり下ろして切断します。

 

ロールケーキの場合は、糸の上にロールケーキを置き、上で糸をクロスさせます。
そしてクロスさせたまま左右にゆっくり引っ張るときれいに切れます。

 

そのほか、包丁で切るとくっついて切りにくいチーズや、羊羹などもストレスなく切ることができますよ。
そのときもロールケーキ同様、上で糸をクロスさせるようにして切ります。
そして次を切るときは都度糸をきれいにするか、新らしい糸を使うようにしてくださいね。

 

こちらの動画も参考にしてみてくださいね。

まとめ


いろんなものが糸で切れるということを紹介してきましたが、慣れると包丁も汚れないし、断面はきれいだし、包丁にベタベタくっついて煩わしいというストレスからも解放され、いいことずくめということがお分かりいただけたと思います。

 

コツとしては、スポンジは冷ましてからスライスする、デコレーションケーキは、少し冷やして生クリームの硬度をあげてからカットする、そして一気呵成にやるのではなく、ゆっくりと糸を下ろしていくことがコツといえそうです。

 

最後に、こんなものまで糸で切れるという動画がありますので、紹介します。
おまけ動画

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