子どもは赤ちゃんの頃から、抱っこがとっても大好きです。
抱っこされることで、不安な気持ちが消えたり、甘えたいという欲求を満たすことができます。
だけど、何かあるたびにずっと抱っこし続けるのは、とっても大変ですよね。
特に、子どもが2歳くらいになると、それまで自由に歩き回ったり遊んでいることが多かったのに、急に抱っこをせがむ回数が増えることがあります。
自分で歩けるのに、抱っこばかり言われてしまうと、パパやママもちょっとイライラした気持ちを抑えられないこともあるのではないでしょうか?
そこで、ここでは「2歳児が抱っこをたくさんしたがる理由」について、分かりやすくお話ししていきたいと思います。
また、抱っこをたくさんせがまれた時の対応の仕方についても、あわせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
2歳児抱っこばかり。そんなもの?
まずは私の子どもが2歳の時の様子を、お話ししたいと思います。
子どもが2歳の頃は、公園に行っても、室内の遊び場に行っても、とにかく「抱っこ抱っこ」と言い続けていました。
「楽しい場所に連れて行っているのに、どうして抱っこばかり言うの?」と思ったり、また、同じ2歳くらいの子どもが、自由に遊びまわっているのを見ると、「どうしてうちの子だけ?」とよく悩んでいたのを思い出します。
だけど、よーく周りを見ると、抱っこをせがむ2歳児は、うちの子以外にもけっこういることに気づいたんです。
ある日、自分と同じ悩みを持っていたママ友と話をした時に、お互いの子どもについて共通する点を見つけることができました。
それがこちらの2つです。
1.場所見知り、人見知りが激しい性格
初めて行く場所や、見慣れない人がたくさんいると、子どもはとても不安を感じます。
それがたとえ楽しい遊び場だとしても、不安な気持ちのほうが強くて遊べなくなることがあるようです。
子どもは1人1人性格が違いますが、その中でも特に「場所見知りや人見知りが強い子」は、不安を消したいために「抱っこ」と言うことが多いということに、気づきました。
2.単に疲れてしまった
始めは好きなように遊んでいたのに、途中から抱っこをせがむことが多い場合は、「遊んで疲れてしまって、もう歩けない」という状態なのかもしれません。
2歳児は、周りにあるいろいろな物に興味を持つ時期なので、近づいてみようとたくさん動き回ります。
だけど、すぐに体力を使ってしまい、少しの距離を歩くのも嫌になって、抱っこをせがんでしまうことが多いようです。
同じ年齢くらいの子が、1人でどんどん歩いているのを見ると、「ちょっと羨ましいな」と感じているママもいると思います。
だけど、2歳の時期に抱っこをせがむことはとても自然なことだし、同じ悩みを持つママは周りにもたくさんいるので、安心してくださいね。
2歳児抱っこがひどくてイライラしてしまう。
子どもが「抱っこ」と言うなら、できるだけ抱っこしてあげたいけど、気持ちに余裕が無い時や、家事などで忙しい時に言われてしまうと、ついイライラしてしまいがち。
でも、ママだって、いつもニコニコして過ごせるわけではないし、時には自分のことを優先したいと思うことだってありますよね。
もし子どもに対して、イライラを感じることが多くなってしまったら、まずはイライラの気持ちを落ち着かせる時間を作ってみましょう。
1.ママ友や家族などに話を聞いてもらう
イライラしたり、不満なことがあった時、誰かに話をたくさん聞いてもらったら、気持ちがスッキリしたという経験はありませんか?
子育ての悩みについては、一緒に子育てをしている家族や、仲の良いママ友などに話を聞いてもらうのがオススメです。
2.1人になる時間を作る
パパと子どもだけで公園に行ってもらうなど、ママだけが自由に使える時間を作ってみるのもオススメ。
ちなみに私の場合は、リフレッシュのために1人で外出するよりも、自宅でぼーっとテレビや雑誌を見る時間が欲しかったので、パパには子どもを外へ遊びに連れていってもらってました。
2歳児ずっと抱っこしてあげるしかないの?
子どもが抱っこをせがむことが多くなってきたら、ちょっと大変かもしれませんが、まずはできるだけ抱っこしてあげるようにしましょう。
でも、どうしても忙しかったり、体調が悪くて抱っこができない時は、あまり無理はしないでくださいね。
もし、すぐに抱っこができない場合は、「おんぶひもを使っておんぶをしながら家事をする」「おひざの上に乗せてあげる」、「幼児向けのテレビ番組やおもちゃに目を向けさせてみる」など、抱っこの代わりになる提案をしてみましょう。
私も実際にやってみて、一時的ではありますが、それなりに効果はあると感じました。
良かったら、やってみてくださいね。
まとめ
2歳児は抱っこ要求が激しい上に、イヤイヤ期で自己主張が強い時期なので、子育てをするのがとても大変だと思います。
だけど、周りの友達や家族に助けてもらったり、抱っこ以外の楽しいものに興味を引かせてみたりして、少しでもママの気持ちが楽になる時間を作るようにしてみましょう。