GWやお盆、お正月などの大型連休、2~3泊程度主人の実家に泊まりになると困るのが赤ちゃんの離乳食ではないでしょうか。

私も実家であれば、母が野菜だけ茹でてくれたり、お願いして作ってもらったり、自分で作ったりできるのですが、義理の実家となるとそうもいかないんですよね( ̄▽ ̄)

 

さすがにキッチンには勝手には入れないですし、冷蔵庫なども勝手に開けるのも気が引ける。
でも毎回お義母さんと何度も声を掛けるのもどうなんだろう…。

と私も主人の実家に離乳食時期の赤ちゃんを連れて帰るときは、悩みました。

 

そこでそんな経験から学んだ体験を交えなら、旦那さんの実家に長くお泊りするときの赤ちゃんの離乳食対策をお伝えできればと思っています。

では、さっそく月齢別の対策から紹介してきますね。

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義実家での赤ちゃんの離乳食。月齢別にできる対策

赤ちゃんは1年でホントめっちゃできることも増え、かなり成長。
これは食べるものも同じなんですよね。

そのためまだ離乳食を始めたばかりの赤ちゃんと中期や後期で2~3回食べるようになったよ!という赤ちゃんでは、対策が違います。

 

そこで離乳食初期と中期・後期に分けて、義実家での離乳食対策をお伝えしてきますね。

離乳食初期の赤ちゃんの場合

離乳食は5~6ヶ月頃からスタートすることが多いですよね。

ですが、もし義理実家への帰省がこの時期と重なることが事前に分かっているのであれば、離乳食は旦那さんの実家から戻ってきてから始めてはいかがでしょうか。

 

第一子だし、食べ物を食べている姿を見るとよだれタラタラ。
早く離乳食をあげたいな、はじめたいな…
というママの気持ちも分かりますよ~。

とくに初めてのお子さんだと、作った離乳食を食べてくれる姿も可愛いし、早く始めたい気持ちわかりますから(笑)

 

ですが、離乳食の初期は食べてくれたり、食べてくれなったり、となかなか離乳食がうまく起動に乗らないこともある時期なんですよ( ̄▽ ̄)

もちろん、ご飯食べるのが大好きで、毎回離乳食を完食してくれる♪
そんなお子さんもいますよ。

でもお腹が空いたタイミングを少しでも逃すと、離乳食頑張ってペーストまで潰したのに食べてくれなかったとなることもあります。

 

そんな食べムラが激しい時期なため、もし5~6ヶ月のタイミングで帰省が被るようなら、離乳食は少し待ってから始めてみるのが私はオススメです◎

 

でももう始めてしまっている…
そんな場合、離乳食をどうしようかと悩まれると思います。

が、もしお子さんが離乳食を作ってもあまり食べてくれないという様子なら、数日程度であればお休みするのも一つの手かと思います。

 

でももう始めてしまったし、お休みしたくない。

そんな時は10倍粥は簡単に用意できますよ~♪

 

いつもはお米から鍋で作ったり、炊いたご飯を水を足しておかゆにしているかもしれませんが、お泊りのときはぜひ炊飯器を使ってみてはどうでしょうか。

ご飯を炊飯するときに、湯飲み茶わんなどにお米とお水をいれて一緒に炊いて10倍粥を作る方法。

これなら炊飯するときに、ちょっと入れさせてもらう程度なので、お義母さんにもそこまで気を遣わないのでは?と思います。

 

そしておかゆができたら、小分けにして冷凍させてもらう。

これなら数日程度、おかゆはお子さんにあげられるし、乗り切れるのではないでしょうか?

⇒炊飯器で作るおかゆの作り方

 

離乳食中期の赤ちゃんの場合

離乳食も中期までくると、2回食。
ちょっとお休みしにくくなりますよね( ̄▽ ̄)

ですが、もしお子さんがあまり離乳食を食べてくれないようなら、回数を減らすというのも一つの方法です。

 

そうすることで、普段は2回食のところが1回で済むと思えば、ママのハードルもグッと下がりませんか。

 

そしてキッチンを借りられるなら、炊飯器を使わせてもらいサッとお野菜やたんぱく質も入れたおかゆを作るのはどうでしょうか。

これなら鍋やフライパンなどのキッチン用品を借りることなく、まな板や包丁、炊飯器をお借りしたら作れます!!

調理時間も短いですし、これくらいならサッと作れてママの負担もかなり少なくて済むのではないかと思いますよ~。

⇒炊飯器で作るたんぱく質&お野菜入りおかゆ

 

よかったら参考にしてみてくださいね。

 

離乳食後期の赤ちゃんの場合

離乳食も後期に入ってくると3回食へと移行されている時期頃かと思います。

家でも3回食はつくるの大変ですよね( ;∀;)

 

そこでこれもお子さん次第なのですが、いつも毎食食べてくれないという状態が家でも続いているのであれば、1食減らしてみてはいかがでしょうか。
たかが1食ですが、かなり負担が変わりますよ。

 

でもうちの子は毎食良く食べるから抜けない!!
というお子さんもいらっしゃるかと思います。

そんな時は、できるだけ短時間で手間のかからないものを、キッチンをお借りできるのであれば作らせてもらってはいかがでしょうか。

 

ちなみに先ほど中期で紹介したたんぱく質&野菜入りのおかゆは水の量を調整したら後期の赤ちゃんにも対応可能です◎

 

そしてお味噌汁の具材をお味噌をとき入れる前に少し頂くというのも一つの手です。

これはお義母さんがお味噌汁を作られることが前提にはなってしまいますが、もし作られるのであれば、子供の離乳食用にお味噌を入れる前によく煮たお野菜を少し分けてもらえないかお願いしてみましょう。
きっとイヤというお義母さんは少ないと思いますよ~。

 

ただみそ汁の具の大きさもご家庭それぞれ。
大きめのおうちもあれば、小さいめのおうちもあります。

そのため取り分けていただいた具材が大きかったら、赤ちゃんが食べれるサイズにカットしてあげてください。
で、その時に役立つのが離乳食はさみ

包丁なしでお野菜などもカットできて便利です◎

 

それからもう一つ。
調理しなくていいタンパク質を取り入れること。

たとえば、ひきわり納豆やお豆腐などです。

 

これらのたんぱく質であれば、調理しなくてもおかゆ混ぜてあげることもできますよね?

こんな感じでいかに料理する回数を減らして、簡単に作れるものを考えられたらイイと思いますよ(^^♪

 

ちなみに私も子供が離乳食中期ごろの時に主人の実家に大型連休でお泊りした経験があります。

その時はとうふや納豆は朝ごはんの時にめっちゃ使いましたよ~♪

他にはしらすもおかゆに混ぜ合わせたり、お野菜にちょっと入れたりして活用することも多かったです。

 

離乳食完了期の赤ちゃんの場合

完了期までくると、だいぶ取り分けもできるようになってきます◎

そのためお味噌汁なども子供用に少し薄めに溶いて先に赤ちゃん用のものを取り分けて、大人用にお味噌を追加して味を調整してもらうこともできるようになります。

ここまでくると、味付けや硬さを気をつけたら一緒のものが食べれるようになってくるので、離乳食とそこまで考えなくても大丈夫ですよ♪

 

ちなみに取り分けしやすい料理は

  • お味噌汁
  • 煮物
  • 鍋のお野菜
  • 焼肉
  • お好み焼き
  • しゃぶしゃぶ

など。

 

みそ汁や煮物以外は、あとからソースやタレで味をつけて食べるパターンにしてもらったら、赤ちゃんも大人も同じものが食べれます◎

 

我が家はアレルギーがあったので、夜ご飯はしゃぶしゃぶや、米粉持参でお好み焼き、焼肉などにしてもらうことが多かったです。

 

ただ具材が大きかったりすると、赤ちゃんも食べにくい。
そこで離乳食用のフードカッターを持って行っておくと本当に重宝します。

我が家も離乳食用のはさみを必ず持っていくのですが、コンパクトで持ち運びしやすいですし、主人の実家でのご飯だけでなく外食時などにも使っていましたよ♪

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義実家へ帰省。離乳食でレトルトに頼らないためにできること

どうしても帰省中はレトルトにも頼ってしまうことあると思います。

私もいくつかは持参しましたし、使うこともありました◎

 

ただ連泊でレトルトばかりになるのは避けたい!!という気持ちもあって作らせてもらうことが多かったです。

 

そこで私が離乳食をレトルトに頼らないためにしたことを紹介しますね。

 

1.キッチンをお借りできるか確認する

レトルトではなく作ったものをあげたいと思ったら、一番にすることはお義母さんへキッチンを使わせてもらえるかの確認です。

人によってはキッチンにはあまり入られたくないという方もいらっしゃいますからね。

まずは使ってもよいかの確認をしてみましょう。

 

ちなみに私は、主人経由でキッチンを使わせてほしいことお願いしてもらいました。

やはりお義母さんは主人の母親。
息子からのお願いには、すんなりと聞いてくれることも多いです。

 

そのため嫁の私からではなく、主人から連絡してもらうようにしています。
そして旦那は、私に「何かいる野菜とかあれば、買っておいてもらうから~」と言ってくれるので、その時旬なお野菜や子どもが食べてやすいお野菜を何個か使うかな~と伝えると、それもお義母さんに伝えてくれます。

なので旦那の実家に行って、離乳食を作るときも「お義母さん、離乳食を作らせてもらってもいいですか?」と聞くと、「いいよ~、野菜はここにあるし、お肉とかもあるから使ってね~」と出してくださいます◎

 

ただ最初のころは、どこに何があるかわからず、「醤油はどこですか?」「お塩は…」「もう少し青菜使ってもいいですか」など何度もお義母さんに聞きに行くこともありました。

そこで私が学んだのは、必要なものは一度に全部出してもらったり、どこにあるか確認したりすること。
そして使いたいものがあれば、一番初めに使ってもいいかを全部確認しておくこと。

 

この2点さえ押さえておけば、なんどもお義母さんをリビングに呼びに行かなくてもなんとかなると思います◎

もしキッチンが借りられる場合は、頭の隅っこにでも置いておくと役に立つかと思いますよ。

 

それからキッチンを使わせてもらえるなら、持参しておきたいのが小分け用のタッパーやすり鉢!!

毎回ではなく、まとめて作って冷凍しておくのがやはり便利なので、小分け用の容器は持参しましょう♪

 

それにお泊り中毎日キッチンで作らせてもらうのはやはり気を遣うので(;’∀’)

お泊り分をまとめて作ってしまうのが楽です。

 

キッチンをお借りできるのであれば、小分け用タッパーや製氷機など普段使っているものを忘れず持っていくようにしてくださいね。

 

2.きなこや青のり・鰹節などの乾物は持参しておく

意外と役に立つのが、きなこや青のり・鰹節などの乾物。

小分けの密封袋などに入れて持っていくと、おかゆにちょっと入れたり、お野菜を茹でて刻んだものに加えたりと使い勝手抜群です◎

しかも小さめの袋にあらかじめ入れていくので、持っていくときもそこまで荷物にならないのでおすすめです。

 

3.取り分けできる月齢なら、あらかじめ取り分けたいことを伝えておく

赤ちゃんの月齢によっては、みそ汁やお鍋の具材なら取り分けて食べれる場合もありますよね。

そんな場合は、お義母さんに赤ちゃんにも具材を分けてほしいことをあらかじめ伝えておきましょう。

 

離乳食を作っている現役ママは分かっていることでも、赤ちゃんを育ててからだいぶ年数がたったお義母さんはうっかり忘れてしまっていることもあります。

 

そこで念のために「味をつけるまえの状態で取り出してもらってもいいですか?まだ薄味練習中で。」と一言付け加えておくと安心です◎

 

お義母さんも孫がご自身が作ったものを食べている姿を見ると喜んでくれることも多いと思うので、取り分け依頼はそこまで遠慮しなくて大丈夫ですよ~。

 

他にも果物を出してくださる場合もあると思うのですが、すりおろしなら食べれる!!そんな場合もあると思います。

そんな時も、お義母さんに「〇〇もこの果物大好きなので、すりおろしてあげてもいいですか?」と聞くと、きっと喜んでいいよ~と応えてくれると思いますよ。

 

ひょっとすると、それならすりおろしてくるわ、といってくれることもあると思うので、もしお子さんが少し手を加えたら食べれそうな場合も、遠慮せずお伝えくださいね♪

 

義実家での離乳食、レトルトに頼りたくないけど台所が使わせてもらえない時は

お義母さんにキッチンを使わせてほしいとお願いしたけど、NGだったときの対策についてお伝えしていきますね。

1. 冷凍したものを持参

キッチンが使えないなら、作っていくしかないです。

夏場は怖いですが、冬場であれば冷凍したものを保冷剤をたっぷり入れて持参するというのも一つの手です。

 

ただ冷凍して持参する場合、タッパーや製氷機に入れるとかなり荷物がかさばります。

そこでオススメなのが、ジップロックなどの密封袋。

 

密封袋に作った離乳食を入れて、薄くのばし1回分ごとに取り出しやすいよう、菜箸などで区切りを入れて平にして冷凍庫に入れましょう。

そうすれば、凍ったときに1回分ずつ取り出しやすいし、持ち運びのときも便利ですよ~。

 

2. 冷凍したものをクール便で郵送

夏場などで冷凍したものを長時間持って移動するのは衛生面が不安。
そんな時に使えるのがクール便で送ってしまう方法です。

この場合も冷凍庫のスペースを占領してしまわないように、ジップロックなどの密封袋に入れて離乳食を送るのがオススメです。

幅も取らずコンパクトに収まるので、送料も押さえられますよ~◎

 

ただ冷凍のものを持参したり、クール便で郵送する場合は、あらかじめお義母さんに離乳食を冷凍して持参or郵送したいので、冷凍庫のスペースをお借りしたいことをお伝えしておきましょう!!

 

中には冷凍庫は食材がパンパンでそんなに入らない!!なんてご家庭もあるかと思うので、事前にお義母さんが準備できるようにという気づかいをお忘れなくです。

 

3. 乾燥の野菜フレークを使う

じゃがいもやかぼちゃ・人参などの野菜フレーク。

お湯に入れると離乳食の一品にもなるので、キッチンが借りれない時にあると重宝します◎

 

月齢が小さければ、一品として利用するのもありですし、月齢が進んだ場合もお湯に溶かしたものをレンジでチンしたお豆腐と混ぜ合わせて白和えっぽく仕上げたりすることもできます。

 

ただ大袋に入っているので、小分け袋に入れて持参してくださいね♪

4. BFを上手に利用する

レトルトばかりはイヤだけど、キッチンが使わせてもらえないなら、上手にBFを活用してみるというのも一つの手です。

 

例えばですが、おかゆやうどんは冷凍したものを作って持参or郵送しておき、ソースとしてBFを絡めて出してみたり、たんぱく質でもお魚やお肉などのメニューがいいかも!と思ったときにBFのハンバーグやお魚メニューを利用してみたりといった感じです。

 

全部が全部手作りのものではなく、手作りしたもの+BFでちょい足し。

これなら冷凍で持参する量も減らせますし、主人の実家の冷凍庫の占領スペースも最小限で済みますよ~。

 

さいごに

ご主人の実家にお泊り帰省となると、離乳食のことが心配になりますが、意外となんとかなります◎

そして孫の帰省を心待ちにしているからこそ、お義母さんも協力してくれたり、野菜や果物など孫が食べれるものを準備して待ってくれたりします。

だからそこまでどうしよう…と思わなくても大丈夫です。

 

ただ離乳食を作らせてほしい場合は、使わせてもらえるか確認すること!!

これだけは忘れないようにしてくださいね。

 

それからキッチンをお借りできる場合も、お義母さんも夕ご飯の準備などご飯の支度の時間があります。

そのためごはんの準備などをされない空き時間に短時間でサッと作るように心掛けるといいですよ~。

 

ちなみに私はいつもお義母さんが晩御飯を始める前に、「キッチンをお借りして離乳食を作らせてもらってもいいですか?」とお聞きし、サッと作るようにしていました。

ただいつも使っているキッチンとは勝手も違うし、どこに何があるかもわからないので、いつもよりも時間が掛かってしまうというと思っておいた方がいいです。

 

そこを踏まえて簡単にできるだけ時短でできるモノを作り置きのメニューとして考えていかれるといいと思いますよ♪

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