赤ちゃんと大型連休に高速道路で旅行や帰省となると、渋滞に巻き込まれることもありますよね。

もちろんあらかじめ予測できる部分は避けることも可能ですが、大型連休は車も多いため事故渋滞に巻き込まれることもあります。

 

そんな時に赤ちゃんが泣きだしたら、どうしよう…((+_+))
一度チャイルドシートから降ろして抱っこしたり授乳したりしてもいいのかな?
と思ったりしてしまいますよね。

 

私も子供と車で帰省中に事故渋滞に巻き込まれ、なかなか進まず子供が泣き出すということを経験したことがあります。

当時娘は9か月くらいだったのですが、車が動かないと車の振動がないからそれが気に入らなかったのか相当グズグズしました。

その時は正直、チャイルドシートから降ろして抱っこしたり、授乳したりするか悩みました。

 

主人は動き出すまでいいんじゃない?と言ってくれたのですが、車は完全に動かないわけではなく、じわじわとは動いていたんですよ。

そのためチャイルドシートから降ろして何かあったらいやだし、今回チャイルドシートから降ろしたら、赤ちゃんも学習していくからまた泣いたら降ろしてもらえると思うかも…と思い、チャイルドシートから降ろしませんでした。

 

ですが、赤ちゃんが渋滞中に泣きやまなくなると、ちょっとチャイルドシートから降ろしてと思う気持ちも分かります。

 

そこで今回は高速道路を走行中にチャイルドシートから子供を下ろして授乳したり抱っこしたりって法律的にはOKなのか?
またチャイルドシートの装着が重要と言われているわけについてお伝えしていきたいと思います。

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赤ちゃんと高速道路運転中、車内での授乳。法的にはOK

私も今回調べてビックリしたのですが、高速道路や車を運転中に授乳やオムツ交換などのお世話を行う時は、チャイルドシートから降ろしても法的にはOKなんですよ!!

 

えーーー?!って私は思ったのですが、

法律ではチャイルドシートをしたままで、授乳等の日常生活上のお世話ができない時は、使用義務が免除されると記載がありました。
(道路交通法施行令 -第26条の3の2第3項第5号-)

 

そのため長時間の車移動中に赤ちゃんの水分補給に授乳したり、おむつ替えをしたりするときにチャイルドシートから降ろしても法律上は違反にはなりません。

 

ただ法律上では授乳していても警察に捕まることはないですが、できるだけ車を停車してからお世話をすることが望ましいということは再三言われています。

 

実際に神奈川県警察署のHPにも

使用義務は免除されます。

しかし、子どもも世話をする人も事故でけがをしないために、できるだけ車を停止して世話をするようにしてください。
神奈川警察HP

と記載されています。

 

このことからも、高速道路でも渋滞で本当に全く動かない時間が長くて、そろそろ授乳の時間で泣いてるだったり、うんちが漏れていそうといった緊急事態を除き、基本手にはSAやPAで停車するまではチャイルドシート装着が安全だし安心かとは思います。

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運転中の授乳。チャイルドシートを外してするのは危険!

運転中でも授乳は違反にはならないとはお伝えしいました。

が、やはりチャイルドシートから子供を下ろすということは危険と隣合わせ。

 

万一事故にあったときには子供が怪我をしたり、最悪死んでしまうこともあります。

 

そこで具体的にもしチャイルドシートに乗せていなかったときに事故ったらどういうことが想定されるのか?ということをお伝えしておきたいと思います。

 

① エアバックに潰される

6歳未満の子供はエアバックの衝撃には耐えられないと言われているんです。

そのため抱っこして乗車していると、エアバックが飛び出したとき、子供がエアバックに押しつぶされてしまう危険があります。

 

大人にとっては命を守ってくれることにもつながるエアバックですが、赤ちゃんや子供はエアバックで守ることができません。

 

② 車の外に放り出される

チャイルドシートから赤ちゃんを下ろしていると、事故の衝撃でドアが開いたり、窓が割れたりすることがあるんですね。

その衝撃をうけたときに、赤ちゃんが車の外に放り出されることもあります。

 

だってベルトをつけてない状態ですからね。

衝撃の度合いにもよありますが、体も軽いため余計に吹っ飛んでいきやすくなるのは想像に難しくないかと思います。

 

もし車外に投げ出されると、道路のコンクリートに体や頭などを打ち付けてしまう危険や、走行中の車に引かれてしまう危険もあります。

 

③ 車の中でも強打による影響を受けてしまう

運良く車の外には放り出されなかったとしても、ドアや座席などに叩きつけられる可能性は大です。

頭の後頭部を強く座席に叩きつけられたり、勢い余ってフロントガラスに衝突することもゼロではありません。

 

ですが、こういった危険性。
チャイルドシートをきちんと着用しておけば、赤ちゃんや子供が事故によって体に受ける衝撃を減らしてあげることができます。

 

実際にこの記事を書いている最中に、追突されたときに赤ちゃんが同乗していたというブログ記事なども読んだりしましたが、チャイルドシートがあったから大きな怪我をしなくて済んだという記事たくさんみました。

 

長時間車で移動したり、近場の移動だしちょっとくらいならチャイルドシートから下ろして授乳したり、抱っこでもいっか…と思ってしまうかもしれません。

ですが、事故は自分だけが気をつけていたら防げるものではないです。

 

万一に備え、出来る限りチャイルドシートは外さずSAやPAなど、休憩できるスポットでお世話をするようにしてくださいね。

 

赤ちゃんと高速道路に乗る前にはチャイルドシートの付け方も再チェック

チャイルドシート。
装着しているけど、正しくつけられていないとあまり意味がなく、本末転倒。

そこでチャイルドシートのつけ方で注意したいことをお伝えしていきたいと思います。

 

① チャイルドシートをつける際にシートベルトがしっかりと装着できているか

シートベルトでチャイルドシートを固定したけど、グラグラ揺れるなどはアウト。
しっかりと装着できていないサインです。

 

チャイルドシートをつけるときは、チャイルドシートの上にしっかりと乗って座席との隙間をなくすして、シートベルトをきつく締めること。
これがとっても大事です。

 

見た目だけだとシートベルトがしっかりつけられているようでも、チャイルドシートにのって体重をかけるとチャイルドシートと座席の隙間がまだあったなんてこともありますからね。

今一度確認してみてください。

 

② 肩ベルトの調節

子供の成長ってホント早いですよね。

そのためこの間肩ベルトの位置を調整したし、大丈夫かな?と思わず、きちんと肩ベルトの位置が正しいか確認してあげてください。

 

見るポイントは、肩ベルトの位置が肩の高さより少し上になっているかです。

ここを見直すことで、しっかりとベルトが固定されます。

 

肩ベルトの位置が下になっていると、ベルトが緩みやすく子供が腕を簡単に抜いてしまいがち。

座らせるときにチェックしてあげてみてください。

 

ちなみにシートベルトの装着のつけ方でとっても分かりやすい動画がありました。

こちらを見てもらえたら、どんな状態がダメなのか分かりやすく理解できると思います◎

よかったら参考にしてみてくださいね。

 

さいごに

赤ちゃんと高速道路で移動するとグズグズしてチャイルドシートから降ろして抱っこしたり、授乳したりしたくなるかもしれません。

 

確かに法律上では車の運転中であってもお世話をするときであれば、チャイルドシートから降ろしても違反にはなりません。

ですが上記でもお伝えしてきたように、チャイルドシートから降ろすということはリスクも伴います。

 

それに、万一事故したとき、時速40kmのスピードの衝突で掛かる圧力は体重の30倍と言われていますからね。

10kgのお子さんでしたら300kgもの圧力がかかることになります。

 

ですがチャイルドシートをしていることで、事故の時にかかる圧力から赤ちゃんを守ってくれるんですよ!!

 

車移動中にグズグズしてくると抱っこしたくなる気持ちもわかります。
だけど、万一のことを考えると、できるだけお世話したり抱っこしてあげたりするのは高速であればSAやPA、一般道であればコンビニなど停まれる場所に停車してお世話してあげたほうが安全だし安心です。

 

そこで赤ちゃん連れ高速で長距離移動される際は、時間はかかってしまいますが、こまめな休憩をはさむむようにちょっと意識されてみてはいかがでしょうか。

目的地に着くのに時間はかかってしまいますが、赤ちゃんも休憩で気分転換できるのかな?グズグズがだいぶマシですよ~♪

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