雨で濡れてしまったスニーカー。
干したけど、なんだか悪臭が…(>_<)
数日お日様に当てたらなんとかなるかな~なんて思っていたけど、ダメ。
もうこのイヤな臭いどうやったら消えてくれるのよ…。
なんとかしたいけど、どうしたらいいのーーーー?

 

そんなお悩みに今回はアタック!!
雨で濡れたスニーカーから悪臭がして困ってしまったときの臭いを消す方法と早く靴を乾かす方法を紹介していきたいと思います◎

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濡れたスニーカーの臭いをとりたいなら丸洗いして除菌

濡れてしまったスニーカーが臭くてどうしようもない!!
そんな時は丸洗いしただけで終わっていてはダメなんです。
大事なのは洗った靴を除菌すること。
ここまでしないと臭いは消えてくれません( ̄▽ ̄)

 

まず、濡れてしまったスニーカーが悪臭を放つのは、ドロや足の汗などの皮脂汚れに雑菌が繁殖してしまっているからなんですよ。
だからこの臭いの根本を取り除かないと、イヤな臭いは消えてはくれません。

 

では、どうすれば濡れた靴が放つイヤな臭いをとることができるのでしょうか。
その方法をお伝えしていきますね。

①スニーカー全体の汚れをウタマロ石鹸や洗濯石鹸などを使ってしっかりと落とします。
②40~50度のお湯をバケツに準備し、粉末のワイドハイターを溶かしその中に靴を1時間ほどつけ置きします。
※水ではなくお湯でするのがポイント。
お水では効果が発揮されないので、やけどしない程度に温めたお湯を使ってください!!

③しっかりとすすぎ、風通しのよい場所に干します。
工程はこれだけです。

 

ポイントは、単に石鹸でゴシゴシと靴を洗うだけでなく、粉末ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使うこと!!
酸素系漂白剤は、繊維の奥に入り込んだ汚れやしつこい皮脂汚れなどを分解する力が強く、なかなか落ちない汚れを落としやすくしてくれるんですよ。
それにプラス、除菌&殺菌効果を持ち合わせている優れもの。

ぜひ雨に濡れた靴の悪臭がひどいときは、丸洗い後に酸素系漂白剤でつけ置き。
試してみてくださいね。

 

ちょこっとメモ
酸素系漂白剤でも液体ではなく、粉末のワイドハイターでとお伝えしたのには理由があります。
それは主成分が液体と粉末で少し違うからです。

粉末ワイドハイター⇒主成分:過炭酸ナトリウム。(弱アルカリ性)
つけ置き漂白するタイプで、洗剤と併用なしで漂白効果があります。

液体ワイドハイター⇒主成分:過酸化水素。(弱酸性)
漂白効果は洗剤と一緒に使わないと効果が発揮されません。
ただアルカリ性の漂白剤だと色が岐路に変色してしまうものがあるので、生地がウールや絹などの場合は液体ワイドハイターを使います。


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スニーカーが雨に濡れて臭いとき漂白剤の代わりに重曹も使える

粉末のワイドハイターがない…。
そんなときは重曹を漂白剤の代わりに使うこともできますよ◎

なぜ?その理由をまずお伝えしていきますね。

1.重曹はアルカリ性

靴の臭いの原因となる雑菌の元は酸性なため、重曹のアルカリ性が作用し中和。
汚れを落としやすくしてくれます。

2.重曹のキレート効果

重曹にはキレート効果といって「軟水」にしてくれる作用もあるんですよ。
この水をやわらか~くしてくれる効果で、せっけんの汚れ落ちをアップ。
頑固な汚れも落ちやすくしてくれます。

3.重曹の静菌効果

重曹には殺菌の効果はほとんどないのですが、雑菌の繁殖を抑える「静菌効果」があるんです。
文字の通り、細菌の増殖を抑制してくれる効果のことです。

スニーカーの臭いは雑菌の増殖も原因の一つ。
菌の繁殖を防ぐことで臭いを出しにくくしてくれるという効果が期待できるというわけです◎

 

ゴミ箱や三角コーナーなどに重曹を振りかけておくと、臭い防止になるって言いません?
これが重曹の静菌効果。
生ごみなどの細菌の繁殖を抑えてくれるため腐敗が遅くなり、イヤな臭いが出にくくなります。

では、重曹はどのように使ったらよいのでしょうか?

重曹でのつけ置き洗いの仕方

①バケツに45℃前後のお湯を準備します。
②1リットルのお湯に対し、重曹大2~3、洗濯洗剤を大1~2の割合で溶かします。
※重曹は溶けにくいので、しっかりと混ぜ合わせて溶かすことが大事です。
③スニーカーを30分から1時間つけ置きます。
この間に洗濯液が汚れを浮かし、イヤな臭いも取れます。
もし汚れがひどい時は、つけ置き後にブラシでゴシゴシすると汚れも落ちやすいです。
④洗剤のぬめりが取れるまでしっかりと水ですすいで完了。

すすぎが甘く洗剤が残ってしまうと、黄色に変色してしまう原因になってしまうので、すすぎは念入りにしてくださいね。

洗った靴の乾かし方!臭いを防ぐ早くための早く乾かすには?

臭いがキツイ靴をつけ置き洗いしたのはいいけど、洗った後で大事なのは乾かし方。
せっかく除菌しても、なかなか乾かないと洗濯ものの生乾き状態と同じになり、生乾きの臭い臭いが出てきてしまいます(>_<)

そこで、少しでも早く乾かす方法をお伝えしていきますね。

洗濯機で脱水

靴を洗うとシューズがずっしりと水分を吸収し重くなりますよね。
そのため少しでも水分を吸収して靴から水分を取り除くことが大事になります。

 

そこでまずは洗濯機で脱水。

ただそのままの状態では靴も悪くなってしまうので一工夫。
タオルに包んで洗濯ネットに入れて脱水を1~3分する方法です。

 

でも洗濯機に靴を入れるのには抵抗がある…。

そんなときは靴をタオルにくるんでポンポンと上から手で押さえるだけでもOK。
するのとしないのでは、水分の残り具合が変わり、靴が乾くまでの時間に大きな差が出てくるので、洗ったらタオルででもいいので水気をふき取れるだけあらかじめ取り除いてあげてくださいね。

余分な水分を吸水しながら乾かす

脱水やタオルで水分を取り除いてもまだまだ靴には水分が残っています。

そこで使いたいのが新聞紙やキッチンペーパー。
新聞紙やキッチンペーパーをくしゃくしゃに丸め、靴のつま先部分、そして全体に入れ込みます。
イメージは新品の靴を買ったときに、詰めてあるくしゃくしゃの紙。
あの感じで新聞紙やキッチンペーパーを靴にいれてください。

 

ただずっと入れっぱなしはNG。
様子をみて新聞やキッチンペーパーが吸水していたら、こまめに取り換えるのがポイントです。

干す場所を考える

少しでも早く乾かすには、
・湿度の低い場所
・風通しの良い場所
を選ぶようにします。

 

晴れていたら天日干しで風通しの良い場所が一番なのですが、梅雨時期だと天日干しが難しかったりしますよね( ;∀;)

そんな時は、浴室乾燥や扇風機・エアコンの風がよく当たる場所などをチョイス!!
とにかく風がよく通る場所を選ぶのがポイントです。

 

ついつい靴だし玄関にと思ってしまいますが、玄関はNGですよーーー。
濡れた靴を置きっぱなしにしてしまうと湿気がこもりやすく、なかなか乾きません。

干すときの靴の向きでも乾き方が変わる

スニーカーはつま先を上。
かかと部分はオープンになっているから水分も逃げやすいですが、つま先は布で覆われてしまっています。
そのためつま先が下だと水分がなかなか逃げて行ってくれないです。

壁などを使う場合は、かかとを下にして壁などに斜めに立てかけて乾かすようにしましょう◎

もしシューズハンガーがあれば、シューズハンガーを使うのもアリですが、この場合もスニーカーはつま先が上・かかとが下になるように使ってくださいね◎

さいごに

雨で濡れて臭くなってしまった靴でも酸素系の漂白剤や重曹を使えば、臭いの元を撃退することができます。
結果、悪臭も改善スッキリ♪

洗って乾かすという手間は掛かりますが、玄関に置いておくと、靴の臭さが玄関に広がってしまいますからね( ;∀;)

梅雨時期は雨の日も多く靴を洗いにくい環境ではありますが、気になっているなら早めにつけ置き丸洗いでスニーカーの臭いを撃退してあげてくださいね。

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