秋の味覚の栗。
栗拾いに行ったり、ご近所さんにもらったりしたものの、皮を剥かなきゃ食べれないですよね。
しかも栗の皮って固くてなかなか思うように剥けなかったり…。
そこで今回は、「なるほど!!こうしたら簡単に剥けるのか!!」という方法やアイデア、栗の皮を簡単に剥く方法を紹介していきます。
では、さっそくはじめますね。
栗の皮むき~我が家でやっている簡単な方法~
栗は外側の鬼皮と内側に渋皮という2の皮に包まれています。
渋皮煮なら内側の渋皮は剥かなくてokなのですが、栗ご飯はは鬼皮&渋皮の両方を剥いてからでないと使えませんからね。
そこでまずは我が家でやっている簡単に鬼皮と渋皮が剥ける方法を紹介していきますね。
手順
2. お湯が沸騰してから1~2分ほど茹でたら、栗を取り出していきます。
3. 栗の下側を包丁で切り落として、切り落とした部分に包丁を入れ前後に動かしながら鬼皮を剥きます。
半分くらいまで鬼皮が剥けたら、あとは手でもツルンと剥けます。
4. 鬼皮をむき終わったら、再び栗を鍋に戻します。
5. 火にかけてグラっと沸いてきたらOK。そのまま手で触れる温度になるまで置いておきます。
6. 栗の下側から渋皮を包丁で引っ張るようにして剥いていくとツルンと渋皮が剥がれていきます。
文字で読むと、う~ん簡単かどうか分からないですよね。
そこで見て欲しいのがこの動画↓↓
上に書いた手順の動画なのですが、文字よりも作業を目で作業や流れを見ることができるので、より分かりやすく簡単!!って思ってもらえるのではないかな~と思います。
そして鬼皮や渋皮を剥いた栗は、そのまま置いておくと変色してしまうので、水にさらしておいてくださいね。
ちなみに皮を剥いてしまった栗はあまり日持ちしません!!
とはいえ、毎日こまめに水を変えて冷蔵庫で1週間くらいは持ちますので、すぐに使わない場合は水を毎日取り替えること、これは徹底してくださいね。
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栗の鬼皮を簡単に剥く方法
私が実践している皮のむき方を紹介したのですが、栗の皮のむき方ってひとつじゃなくて色々と方法があるんです。
そこで鬼皮が簡単に剥ける別の方法を紹介していきますね。
1. 一晩水につける
皮を柔らかくして剥きやすくするために昔から使われている方法です。
2. お湯に漬ける
私がやっている方法に一番近い方法で、沸騰したお湯に栗を2分浸す方法です。
違うとこは、栗を沸騰したお湯に入れる前に栗の丸みをおびた表面部分に浅く一本切り込みをいれることです。
この一手間で、グラグラと沸騰したお湯に栗を浸しておくだけで、浅く線を入れた部分が開いて、ナイフや包丁をつかわなくても爪で引っ掛けて皮を剥がすことができます。
ただ栗の底の固い部分は、包丁やナイフが必要になるときもありますが、力を入れなくても削り取る感じで包丁やナイフを動かすと、スっと皮が簡単に剥がすことができますよ~。
最初に栗の頭部分んい切り込みを一個ずついれるのがめんどうだな…
包丁を使わずに鬼皮剥けたらな…
と思ったら、切り込みも入れず包丁も使わないで鬼皮が剥ける方法もありました!!
クックパッドで発見した栗の鬼皮の剥き方なのですが、熱湯に30分栗を浸したあとになんとバターナイフを栗の上部に差し込んでそのまま皮を上から下に引っ張って剥がしちゃう方法です。
バターナイフなので栗への傷もつかないし、ナイフより危なくないです。
バターナイフ、今まで栗の皮むきに使ったことなんてなかったけど、次回はぜひバターナイフを使ってやってみるぞ!!って思っちゃいました。
3.圧力鍋を使う方法
圧力鍋を使うと短時間でしかも鬼皮が簡単に包丁なしで剥けちゃいます。
手順は
2. 栗の頭の尖った部分にナイフで十字の切り込みを入れる
3. 栗を鍋に戻し火をつけ、5分間圧力をかけ火を止める
4. 鍋の上から冷水をかけて急冷し、栗を取り出す
5. 栗を取り出して、十字に入れた切り込みを引っ張ってみかんの皮をむく感じで皮を剥いていく
ただ実が冷めてしまうとせっかく剥がれやすくなっている皮が実にまたくっついてしまい、剥けにくくなってしまいます。
そのため、冷めないうちに手際よくがポイントです。
こちらも動画があったので、載せておきますね。
よかったら見てみてくださいね♪
栗の渋皮を簡単に剥く方法
栗の渋皮を剥く方法
鬼皮は剥けたけど、渋皮が残ってしまった…
そんな時の渋皮を剥く方法をお伝えしていきますね。
1. 鬼皮を剥いた栗を一晩水につける
鬼皮を剥いた栗をそのまま一晩水につけておくと、渋皮が柔らかくなり渋皮がふやけて剥きやすくなります。
とはいえすぐ使いたいのに一晩も待てないよ…
そんなときは、お湯を使ってしまえば渋皮が短時間で柔らかくなります。
ただ熱湯を使う場合は、1~2分さっと入れるだけでOK。
50~60度のお湯なら30分から1時間程度と浸す時間が変わるので注意してくださいね。
お湯に浸して渋皮を剥く際は、お湯が冷めて冷たくなるとせっかく柔らかくふやけた渋皮がまた硬くなってしまうので、手際よく、温かい間に皮を剥いてしまうのがコツです。
2. 鬼皮を剥いた栗を塩ゆで
熱湯やお湯に浸けるのと近いのですが、お鍋に鬼皮を剥いた栗とお水と塩をいれて茹でます。
渋皮がしろっぽくなったらOK。
火からおろして茹でた栗を水の中にいれて冷却。
とはいえ冷却しすぎは、皮が剥がれにくくなるので触れるくらいに冷やせばOKです。
ここまでできたらナイフを使わなくてもスプーンで皮を削るようにしたらそれだけで皮が剥げますよ。
ただ力を入れすぎると、茹でているので栗が柔らかくなっているので形が崩れてしまうので注意してくださいね。
栗の鬼皮と渋皮が一緒に剥ける方法
渋皮煮のときは渋皮を残すけど、ほとんど料理に使うときは栗の渋皮、剥きますよね。
そこで簡単でしかも時短!!
鬼皮と渋皮が一緒に剥ける方法を紹介していきますね。
1.冷凍する方法
え?!
冷凍するの?!
私も思いましたよ…。
しかもこの方法、鬼皮を先に剥きません!!
鬼皮がついたまま、沸騰したお湯で2分茹でて、冷まして冷凍庫で冷凍。
カチンコチンに冷凍できたら、使う分だけ解凍して包丁で丸く膨らんでいる方に切り込みをいれると、鬼皮と渋皮を一緒にツルンと剥くことができます。
鬼皮と渋皮を別々に剥かなくていいのが、冷凍するメリットかな~?!と思います。
2. 圧力鍋を使う方法
手順はさきほど鬼皮で紹介したのと同じ5ステップです。
2. 栗の頭の尖った部分にナイフで十字の切り込みを入れる
3. 栗を鍋に戻し火をつけ、5分間圧力をかけ火を止める
4. 鍋の上から冷水をかけて急冷し、栗を取り出す
5. 栗を取り出して、十字に入れた切り込みを引っ張ってみかんの皮をむく感じで皮を剥いていく
ポイントは十字の切り込みを深めにいれることです。
とはいえ深めってどのくらい切り込みいれたらいいの?!って思いますよね。
だいたいですが、1cmくらい頭から切り込みをガッツリと入れておくとOKです。
この一手間で、鬼皮と渋皮が一緒にツルンと取れるので、時短にもなりますよ~。
3. 魚焼きグリルで
栗の渋皮、魚グリルでもキレイに剥くことができます。
手順は
2. 新聞紙や広告などの上に栗を出して、軍手を手にはめてペロンと剥がれてきているところ皮をめくる
これだけです。
剥がれてきた皮をめくっていくと、鬼皮と渋皮が一緒にツルンと取れます。
ただ冷めてしまうとせっかく高温で焼いて、栗の実と渋皮の間に隙間ができたのに、隙間がまたピタっと引っ付いて皮が剥がれにくくなってしまうので気をつけてくださいね。
さいごに
栗の皮のむき方もホント色々あります。
だからこそ、一番やりやすいかな?これならできそう!!という方法から試してみてくださいね。
そしていろんなやり方を試していく中で、あなたに合ったやり方が見つけてみてください♪