栗を冷凍したものの、使うときってどうやって使ったらいいの?!
自然解凍ってしてもいいの?!
と栗を冷凍庫に入れたものの、初めてだと冷凍栗をどうやって調理したらいいか戸惑いますよね。
そこで今回は、冷凍栗の解凍方法を保存法別に紹介していきますね。
冷凍栗の解凍の仕方って?!
冷凍栗とひとまとめにしちゃったけど、冷凍した栗っていっても生だったり茹で栗だったり、皮を剥いて冷凍したり、皮付きだったり、色んな状態がありますよね。
そこで今回は
- 生・皮付き冷凍栗
- 生・皮むき冷凍栗
- 茹で栗(皮付き)
- 茹で栗(皮なし)
の4パターンそれぞれの解凍方法をお伝えしていきますね。
生・皮付き冷凍栗の戻し方
栗を生のまま皮付きで密封袋に入れて保存した場合は、解凍方法は二つあります。
一つ目が、沸騰したお湯に凍ったままの栗を入れて30分程度置き、鬼皮が柔らかくなってから皮を剥いて料理に使う方法。
二つ目が、凍ったままの栗を水などにつけず、冷凍庫から出した状態で、包丁やピーラー、栗むき器などで皮を剥いてそのまま料理に使う方法です。
どちらの方法でも皮を剥き終わったら、そのまま作りたい栗料理の調理に入ってOKです。
どっちのやり方で皮を剥いても問題ないのですが、冷凍した栗はお湯に入れてつけおいてから剥くと、鬼皮と一緒に渋皮もついてきてツルンと剥けやすくなるので、個人的にですが、一旦お湯に栗を浸してから皮むきする方法がオススメです。
生・皮むき冷凍栗の戻し方
鬼皮と渋皮を先に剥いてから保存した場合は、自然解凍するとふにゃっとしてしまいます。
そのため自然解凍せず、凍った状態でそのまま料理に使ったらOKです。
そうはいっても冷凍焼けを防ぐためにお砂糖をまぶして保存したんだけど…
そんな場合も、お砂糖が気にならなければそのまま料理に使って大丈夫です。
もしお砂糖が気になる、甘さを控えたい、そんな時は軽く水に洗い流してから使ってくださいね。
茹で・皮付き冷凍栗の戻し方
茹で栗といっても、最初からが保存が目的で短い時間茹でて冷凍した場合は、沸騰したお湯に入れて茹でて解凍します。
(圧力鍋だと10分程度です。)
しっかりと茹でてから冷凍した場合は、凍ったままレンジに入れて温めて解凍したらOKです。
ただレンジを使う場合は、やりすぎてしまうとパサパサになってしまう可能性があるので、様子をみながら温めてくださいね。
茹で・皮むき冷凍栗の戻し方
茹でて皮を剥いた状態で栗を冷凍した場合は、料理に使うなら解凍せずそのまま加熱調理です。
とはいえマロンペーストを作ろう!と最初から決めているなら、自然解凍してペーストにするといいですよ。
もし茹で栗の状態でおやつ感覚で食べたい!!
そんなときは、レンジで軽く加熱したらOKです。
栗を冷凍保存期間の目安
冷凍保存の期間、生栗とゆで栗で違うんですよ。
生栗の場合は、鬼皮つきでもむき栗でも6ヶ月間。
茹で栗の場合は、軽く茹でた皮付きの栗であれば生栗と同じ6ヶ月間は保存OKなのですが、しっかり茹でた栗や茹でて皮を剥いてしまった栗は冷凍してから1ヶ月程度です。
茹でた栗は生栗より劣化が早く、冷凍してしまうと味がおちてしまいやすいです。
そのためできれば生栗の状態や軽く茹でた状態で保存し、食べるときや使うときに茹でたほうが美味しく栗を堪能できるのでオススメです。
さいごに
栗は保存の仕方によって解凍の仕方も変わります。
そのため、調理方法によって冷凍保存を使い分けるのがオススメです。
たとえばだけど、まずは茹で栗を楽しむ。
それでもまだ大量に栗が残っていて何にするか決まってない場合は、軽めに茹でて鬼皮つきのまま冷凍保存or料理をいざするときに手間なく使える固めに茹でて皮を剥いた状態で冷凍保存。
といった感じで使い分けてみてくださいね。