バレンタインに初めてトリュフに挑戦したものの、トリュフのガナッシュが丸められない…。
レシピ通りに作ったのに、なんで丸められないの~?!ってなっていませんか?!
そこで今回は、そんなあなたのなんで?!にお答えすべく、
トリュフのガナッシュが丸められない時に考えられる原因やトリュフをキレイな丸に丸めるコツをまとめてみました~♪
どうしてトリュフのガナッシュが丸まらないのよだったり、キレイに丸まらないんだけどなんとかならんかな…とトリュフ作りに躓いてしまったあなたの何かしらの解決策が見つかれば嬉しく思います!!
では、さっそくお伝えしてきますね。
トリュフが丸められない!!考えられる原因はナニ?!
トリュフがうまくまらないとなんでなの?!と思ってしまいますが、やっぱりうまくいかない時は考えられる原因があるんですよね。
そこでトリュフのガナッシュが丸められない時に考えられる原因をまずは紹介していきますね。
1.生クリームの比率が間違えている
トリュフのガナッシュを作る時に、うまく丸められない原因の一つにガナッシュが緩すぎるということがあるのですが、この原因が生クリームの入れ過ぎなんですよ。
なぜ生クリームが多いとダメなのかというと、チョコレートと混ざりきれなかった油分や水分が分離してしまうからです。
ネットで検索できるトリュフのレシピだと板チョコとしか書いていないこともありますが、実はチョコレートの種類によって固めることのできる生クリームの量が下記のように違うので要注意ですよ~。
ミルクチョコレート:生クリーム=2:1
ホワイトチョコレート:生クリーム=3:1
もしガナッシュが緩くて丸められないのであれば、まずはチョコレートの種類と入れた生クリームの比率が合っているかチェックしてみてくださいね。
ちなみに、クリームも動物性の生クリームを使ったのか、それともホイップクリームや植物性クリームで代用したのかによっても、ガナッシュの柔らかさに差がでてきてしまいます。
もしレシピにクリームや生クリームと書いてあるなら、ちょっと値は張りますが、原材料名が生乳のみで作られた純正の生クリームを使うようにしてくださいね。
それから生クリームの脂肪分が多くなると油分が多くなり分離しやすくなるので、ガナッシュを作るなら生クリームの中でも低脂肪タイプ(総脂肪分35%位)のものがオススメですよ~♪
2.ガナッシュ作りでチョコを溶かすときの加熱しすぎ
チョコレートを溶かしてガナッシュを作る時、熱を加えすぎてチョコレートの温度が上がりすぎてしまうとチョコレートの油分が分離してしまい固まらなくなってしまいます。
そのため湯煎でチョコを溶かしてガナッシュを作るなら50度くらいで溶かしてあげてくださいね。
そこでオススメなのが、生クリームを先に温めておき、その中に刻んだチョコレートを入れてチョコが半分くらい溶けたころにゴムベラで静かに混ぜる方法。
この方法だと温めた生クリームにチョコを加えていくので、チョコに生クリームを加えるよりもチョコレートの温度変化が少なくてすむので、失敗が少なくなります。
よかったらやってみてくださいね。
3.混ぜ方が激しい
え?!混ぜ方もあるの?!と思われたかもしれませんね。
だけどチョコレートって繊細で、泡立て器を使って混ぜたり、素早く混ぜたりしてしまうと空気が入りすぎてしまい固まらなくなってしまうんです。
そのためガナッシュ作りでチョコレートを溶かすときは、ゴムベラやスパチュラをボウルに沿わせるように動かし、静かにそして丁寧に混ぜるようにするのがコツですよ~♪
トリュフをきれいに丸めるコツは?!
ガナッシュはなんとか丸められる固さにはなっているんだけど、丸めるときに形がいびつになったり、手がベトベトになってキレイ丸められなかったりもするんですよね(-ω-)
そこでトリュフのガナッシュをきれいな丸い形に丸めるコツや便利グッズを紹介していきますね。
トリュフをきれいな丸型に成形するコツ
ガナッシュは成形できるくらいの固さに固まったとはいえチョコレート。
室温が高すぎたり、手や器具が温かいと溶けてゆるくなってしまいます。
そこで
- 部屋の室温は高すぎない20℃くらいになるよう設定
- 手で丸める場合は手を、器具を使う場合は器具を冷やしてから使う
ちょっとしたことですが、この2点を守るだけでもガナッシュが冷たさをキープできる分、丸めやすくなり、形崩れやいびつな形になってしまうのを防ぐことができますよ~。
とくに手を使って作業する場合は、作業をしていると手が温かくなってきてしまうので、こまめに冷やしながら、そして素早く丸める作業にチャレンジしてくださいね。
トリュフをキレイな形に丸める時に使える便利グッズ
1.ラップ
ラップを使ってガナッシュを丸めるときは、まずはガナッシュを一度冷蔵庫で冷やし、トリュフを作る個数分に小分けし、もう一度冷蔵庫へ入れます。
そしてガナッシュが粘土くらいの固さになったら、ラップで包んでコロコロと転がしながら形を整えていきます。
ラップを使って実際どうやって作業をしているのかは、動画(1分5秒くらいから再生)を見てもらったら分かりやすいです。
ちなみに動画はラップでコロコロと形を整え、最後は手でコロコロと丸めてしあげているのですが、ガナッシュを2度冷蔵庫で冷やしているので、手もベトベトに汚れすぎることなく作業できてますよ~♪
絞り袋をつかって合体作戦
バットの上にラップを敷いて、絞りで半球になるようにガナッシュを絞りだし、固まったチョコを2つ合体させて丸い形を作る方法です。
手作りお菓子やパンの材料や道具の専門店cuocaさんが、実際に絞りを使ってトリュフの丸形を作る方法の動画をアップされていたので、よかったらチェックしてみてくださいね。
小さじスプーンを使う方法
小さじスプーンでも半球型の小さじスプーンが家にあれば、これまたトリュフをまるく丸めるのに使えます!!
ラップで丸める方法に似ているのですが、ガナッシュを小分けにして冷やしておき、小さじスプーンにラップをかけ、そこに小分けにしたガナッシュを押し込みながらまずは半円を作り、半分できたらガナッシュを付けくわえ、ガナッシュをひっくり返すor同じ形の小さじスプーンでサンドして丸い形に整えていく方法です。
文字だけでは伝わりにくいところもあると思うので、気になる方は⇒軽量スプーンを使って丸いトリュフを作る方法をチェックしてみてくださいね。
写真つきで一つ一つの工程が説明されているので、文字だけより分かりやすいかな~と思います!!
さいごに
トリュフのガナッシュ。
ただチョコを溶かして固めただけちゃうの~?!なんて思いがちですが、チョコレートって繊細でちょっとのことで固まらなかったり、ぼそぼそして丸まらなかったりしてしまうんですね(+o+)
そこでガナッシュがうまく固まらなかったり、柔らかすぎて丸められない場合はまずは下記項目を確認してみてくださいね。
- 使ったチョコレートの種類と生クリームの量の比率が合っているかどうか
- チョコを溶かしてガナッシュを作る時に、温めすぎてしまった可能性
上記の場合だと、チョコレートが油分と分離してしまい固まらなくなってしまっている可能性大なので、ひとつ前のガナッシュ作りの段階に戻ってガナッシュを作り直せば、持ち直すことができるかな~と思います。
少しやり直しに手間が掛かってしまいますが、ガナッシュが丸められるいい感じの柔らかさに仕上げて、トリュフさいごまで仕上げていきましょう!!