朝の通勤ラッシュ、つり革をつかもうとした瞬間…「あっ!」
仕事で会議中、資料を配ろうとふと腕を伸ばした瞬間…「あっ!」
こんな瞬間に自分の脇汗にハッとした経験はありませんか?
「どうしよう…」と焦った瞬間、さらに脇汗が大量放出!なんてこともありますよね。
女性にとってはこの脇汗、とっても厄介なものです。
そんな脇汗に悩むあなたのために、簡単にできる脇汗対策方法をご紹介します。
この夏は脇汗対策万全で、さわやかに乗り切りましょう。
女性の簡単脇汗対策とは?
脇の下にはエクリン腺という汗の出る線が集中しているので、汗をかきやすいのは仕方のないことなんです。
でも、女性にとっては、「仕方ない」の一言では済まされない大きな悩みの一つですよね。
脇の下にびっしょり汗染みが…なんてやっぱり恥ずかしいですもん!!
そこで、そんな脇汗に悩む女性必見!脇汗を抑えたり、汗染みを防ぐ方法をご紹介します。
制汗剤
脇汗対策の中ではポピュラーと思われるこの制汗剤ですが、正しい使用法を知っていますか?
制汗剤は汗をかいた後に使用するのではなく、汗をかく前に使用するのが正しい使い方です。
脇汗で臭いが気になる人は特に注意が必要です。
脇の臭いの原因は汗ではなく、汗の中に含まれる菌が繁殖することで臭いを発生させるんです。
そのため、汗で菌が繁殖している状態で制汗剤を使用しても表面上の臭いをごまかすだけで、根本的な原因は拭えていません。
臭いを防ぐには汗をかく前のきれいな状態の時に制汗剤を使用して、菌の繁殖を防ぐことが重要なんです。
汗をかいた後に使用する場合は、まずは脇の下をきれいに拭いてから使用するようにしましょう。
そして制汗剤を使うならスプレータイプより直接塗るロールオンタイプ!!
なぜかって?!
ロールオンタイプはスプレータイプに比べ、直接汗腺に塗りつけられるので、消臭性に優れているからです。
スプレータイプの方が使い勝手は良いですが、臭いが気になる方にはロールオンタイプがオススメです。
汗取りインナー
脇の下の汗染みはとても恥ずかしくて、人に見られることは避けたいですよね。
それを防いでくれるのが汗取りインナー。
タンクトップやキャミソールの脇部分に汗を吸収してくれるパットが付いていて、いちいち汗脇パットを付けたり外したりする手間が省けます。
脇汗シート
これは脇の下に直接貼って汗を吸収してくれるシートです。
肌色や透明の粘着型シートで、他人から気づかれないのはもちろんのこと、薄手のものは自分で付けていることを忘れてしまうほどのフィット感。
脇の下にぴったりくっつくタイプなのでずれてしまう心配はありませんが、肌の弱い人はかぶれなどを起こしてしまう可能性があるので、必ずパッチテストをしてから使用してください。
ミョウバン水
アトピー性皮膚炎の方は市販の制汗剤を刺激が強すぎて、肌に合わないこともありますね。
私自身もこの中の一人です。
小さいころからアトピー性皮膚炎に悩まされ、大人になった今ではだいぶ症状は軽くなってきたものの、化粧品や石鹸など肌に直接つけるものには慎重になってしまいます。
以前、ロールオンタイプの制汗剤を使用した時、一時間ほどしたら脇がピリピリと痛痒くなったことがありました。
恥ずかしながらムダ毛の処理をした後だったことも原因の一つかもしれませんが、それ以来ちょっと敬遠していました。
そんな私に友人が教えてくれたのが、ミョウバン水。
食品添加物としてよく使われるミョウバンですが、殺菌・消毒・制汗作用があって古くから制汗剤として使われていたそうです。
用意するもの…500mlのペットボトル・焼きミョウバン 15g・水道水
- 1.ペットボトルに500mlの水道水を入れ、そこに焼きミョウバンを入れます。
- 2.蓋をして軽く振ります。この時点でミョウバンが溶けきっていなくても大丈夫。
- 3.そのまま1日放置します。
- 4.白く濁った状態から、透明になったら原液の完成です。
この原液を20倍に薄めてスプレー容器に入れて携帯しましょう。
市販の制汗剤に比べてミョウバン水は効果が長続きしないので、こまめにスプレーしてくださいね。
アトピー性皮膚炎や肌が弱く悩んでいる方にはお勧めです。
脇汗対策でインナーが使いやすい理由とは?
前項でいくつかの脇汗対策をご紹介しましたが、その中でも特に今注目を集めているのが脇汗対策用のインナーです。
ではなぜ脇汗対策用インナーが注目をあつめているのでしょうか?!
ちょっと前までは脇汗による汗染みを防ぐ方法としては、「汗取りパット」が主流でしたね。
だけど「汗取りパット」は慣れないと付ける位置が定まらず、吸収力が半減…なんてことがあるんですよ…。
でも「脇汗対策インナー」は、脇汗をもっとも吸収しやすい位置にパットが来るよう綿密に設計して付けられているのでずれてしまう心配がないんです。
しかも洗濯して繰り返し着用できるので、汗脇パットよりも結果的に経済的!!
それから汗取りインナーは半袖や長袖だけでなく、タンクトップやキャミソール、カップ付きなどデザインも豊富ですからね。
おしゃれしながら脇汗対策もできてしまうなんて一石二鳥の優れものです。
「パット部分に汗が染みこんだら臭いが気にならない?」と思うかもしれません。
だけど、汗取りインナーの大半は「消臭・速乾」作用が施されているから臭いが気になるなんてことはないので、心配しなくて大丈夫です。
脇汗対策インナーで人気なのは?
様々な会社から販売され始めた脇汗対策インナーですが、種類が多くてどれを選んだらよいのか悩んでしまいますね。
そこで今回は、ネット上で話題になっているものや、人気の商品についてご紹介していきます。
ベルメゾン「大汗さんのための汗取りインナー サラリスト」
大量の脇汗に悩む女子向けに開発された商品で、ひんやりとした接触冷感に加え、さらさら吸汗速乾、すっきり消臭機能までついた優れものです。
着心地も良く、パットのごわつきも感じません。
この商品の特徴は3つ!
- 大汗さん対応の背中の生地も前面二重仕様
- 大量の汗も逃さない3層構造の汗取りパット採用
- 大判パットで脇の下前面から吸汗
ユニクロ「エアリズム 汗取りパット付きキャミソール」
着ていることを忘れてしまうほどの軽くてさらっとした着心地が人気の「エアリズムシリーズ」にも汗取りパット付きインナーが誕生。
抗菌防臭・消臭効果が高く、脇汗から出る気になる臭いも防いでくれます。
肌触りも良く、汗をかいてもさらさらしていてカップ付きキャミソールもあるので、何枚でも欲しくなってしまう女性も多いようですよ。
しまむら「ファイバードライ」
吸汗・速乾に優れていて、一度着てみたら手放せなくなりそうですね。
しまむら商品には他社製品でも特徴と言える「吸汗」「速乾」「消臭」作用にプラスして、「UV対策」「遮熱」「部屋干し対策」まで万全です。
しかも肌に優しい「綿100%」で肌の弱い女性でも安心して着用出来ます。
ニッセン「サラコンフォート 汗取りパット付き」
吸汗パット部分に防水布を挟んでいるので、アウターへの汗染みをしっかりシャットアウトしてくれます。
着心地がよい上に、生地が丈夫で洗濯機でガンガン回しても問題ありません。
着丈が長めに設計されているので、冷房で冷えた室内でもお腹や腰回りの冷えを防いでくれます。
肩ひもの長さが調整できるのもおすすめポイントです。
まとめ
いかがでしたか?
今年の夏は脇汗対策万全で、去年までの脇汗ばかり気にしていたあなたとはさよならしちゃいましょう。
脇汗対策インナーを選ぶポイントは…
- 着心地
- 吸汗性
- 速乾性
- 消臭力
- デザイン性並び項目
あなたにぴったりの一枚と巡り合えることを願っています。