結婚すると今まで意識したこともなかった法事や家族の行事ごとに深く関わることになりますよね。
そのひとつが、お盆。
結婚して初めてのお盆となるとお供え物ってどんなものを持っていけばいいの?
そもそもマナーとか金額の相場とかってあるの?
地域によってあれはダメ!これはダメ!とかっていうルールってあるの?
と実家ではなく、旦那さんの実家へのお供え物だからこそ、あれこれと気になりませんか?
そこで今回はお盆に失礼のないお供えマナーや相場についてお伝えしていきます♪
結婚後初めてお盆!お供え物にマナーってあるの?
そもそも、お盆とは一体どういう行事なのでしょうか。
子供のころから家族みんなで、お墓にご先祖様をお迎えに行って、何日か経ったらまたお墓までご先祖様をお送りする。
そんな風に、漠然とご先祖様と一緒に過ごす行事なんだと思っている方も多いと思います。
その通りなのですが、実はもう少し意味合いは深いもので、「ご先祖様を家族みんなでお迎えして一緒に過ごし、いま自分たちがここにあり続けられることも、ご先祖様たちのおかげです」という日頃からの感謝を伝え、おもてなしをするというとても素晴らしい行事なんですよ。
お盆の意味合いがわかると、なんとなく、お供えものの意味もわかってきましたよね。
そうです。
お供え物とは、ご先祖様に喜んでいただけるようにお贈りするおもてなしの品なんです。
一般的にお供えものは、故人の好きだった食べ物や飲み物、お花など、故人が生前に親しんだものでよいのですが、食べ物を贈る場合は、殺生を連想させるものは避けなければいけません。
そのため肉類や魚介類などは避けた方がベターです。
それからお花。
大抵は切り花で大丈夫だと思いますがやはり殺生を連想させると好ましく思われないこともあるようです。
他にも、タバコやお酒、コーヒーなど、故人が好きだったからと聞いて、贈りたいという気持ちもあると思いますが、宗教などの違いからあまり好ましくないとされている場合もあるので、気をつけてくださいね。
お供え物を購入時は・・・
お供えものは品がむき出しだと失礼ですから、のし紙に包んでもらいます。
ただのし紙も地域によって水引の色や、表書きの書き方などやはり家庭や地域によって使うものに違いがあったりもするので、「あれ?どうしたらいいんだっけ?」と思ったら、お義母さんに聞く!これが一番間違いがないです。
お嫁さんに「お盆にお供えものをお贈りしたいのですがどういったものが良いでしょうか?」だったり、「お供え物をお贈りしたいのですが、のし紙の水引の色などって白黒でいいですか?地域での決まりごとってありますか?」と聞かれて、どこのお姑さんも嫌な気持ちになったりなんてしませんから。
それとは逆で「このお嫁さんはうちの先祖のことも大事に考えてくれている!」と、とても嬉しいはずですよ(^ ^)
お供えものとして一般的に無難なもの
- 個包装の焼き菓子
- 日持ちする乾そうめん
- ゼリーや水ようかん
などお供えものをさげる時期にみんなで食べたり、お客様に手土産としてすぐお渡しできるようなものが喜ばる傾向が強く無難かな~と思います。
お盆のお供え金額の相場は?
お供えものと一緒に、気になるのがお盆のお供え金額のことではないでしょうか?
一般的な相場としては、3千円から5千円が多いのですが、金額もお供え物と同じく地域性があったり、初盆(または新盆と呼ぶ)は一万円をお供えし、それ以降のお盆はお供え物のみを贈るなど、地域や各家庭によって決まりにも違いがあるため、初めての場合は一度お義母さんに聞いてみたり、実家のお母さんに相談してみてはいかがでしょうか。
ちなみに現金をお渡しするときの袋の書き方として、初盆の場合は「御仏前」「御佛前」「御供物料」など書き方は様々ですが、私は迷ったら「御供物料」と書いてお渡ししています。
それから葬儀のときは新札NGなので、お盆のときも新札はダメなのかな~?と思われるかもしれませんが、そこまで気にしなくても大丈夫です。
逆にボロボロのお札は敬遠されますからね。
新札をあえて準備する必要はないですが、もし新札を使われる場合は、一度半分に折って使われるよイイですよ。
さいごに
お盆は、地域、家庭によってやっぱり違うんですよね。
そのため結婚してはじめてなら一から学ぶチャンス!!
「どうしたらいいんだろう?」と迷ったら、お義母さんを頼りながらご準備されるのが一番たしかかな?と思います。
ただご自身でお義母さんに連絡取りにくいな~という場合は、旦那さんに相談して聞いてもらうようにするのもいいですよ♪
ちなみに私は、お供えや法要の香典金額などで迷ったら、一旦旦那に相談して「わからないからお義母さんに聞いてみて~」とお願いしてます。
参考になれば嬉しいです。