夏になると、よく食卓に並ぶようになるそうめん♪
夏の定番メニューなわけですが、茹でたあとにいつもベタベタくっついてしまう…
かたまりになっていたら、食べるときもイマイチ。
なんだか美味しさも半減してしまいます(´・ω・`)
「どうして茹でるとくっつくの?」
「どうしたら美味しくなるの?」
ということで今回は、そんなそうめんの上手な茹で方のコツについてご紹介していきます(*^^*)
そうめん茹でるとくっつくのはなんで?
お皿に盛られたそうめんをひと口分だけ取りたいのに、箸を持ちあげるとくっついて全然取れない!!
こんな場面に遭遇したこと、何度もあります。
ひどい時には丸ごと持ち上がってました…。
結局手を使ってちぎったり水でほぐし直したりするんですが、これってちょっとしたストレスですよね(`・ω・´)
「なんでこんなにくっつくの!」
そうめんを茹でるとくっつく理由、それは、
- でんぷん
- 鍋の大きさ
- お湯の量
などが関係しています。
まず、でんぷん。
茹で上がったそうめんの表面には、でんぷんによるぬめりが出ていて、このぬめりがそうめん同士をくっつける原因になっています。
このぬめりを取らないままでいると、麺同士がくっついて離れなくなってしまうんです。
でんぷんって、実は糊の材料にも使われていて、私たちが子どもの頃に使っていたあの白い糊、あれがそうです。
幼稚園・保育園の頃や、小学校低学年のときに使っていませんでしたか(*^^*)?
思い出すと懐かしいですよね^^
余談ですが、お家でも小麦粉と水で糊が作れるんだそうです。
そういえば、そうめんの原材料も小麦粉でしたね(゜_゜)
それもあって、くっつきやすいんですね。
そして、鍋の大きさと、お湯の量。
麺の量に対して鍋が小さかったり、使うお湯の量が少ないと、麺に均等に熱が伝わらず、麺同士がくっつく原因になってしまいます。
あとは、乾燥や、茹でるときにほぐしが足りなかったりするのもくっつきの原因になります。
そうめんのゆで方のコツ
そうめんがくっつかないように、そして美味しく茹でるためのコツをご紹介します♪
コツ① たっぷりのお湯で茹でる
そうめんは、たっぷりのお湯を使って茹でましょう♪
お湯の量は、そうめん100gに対してお湯1リットルです。
そうめんはだいたい1束が50gです。
ちなみに、1人分は2束が目安と言われています^^
コツ② 大きめの鍋で茹でる
使うお鍋は、鍋の中でくるくると麺が回る余裕があるくらいの大きさのお鍋で茹でます。
これはパスタなどを茹でるときも同じです(*^^*)
コツ③ 麺をほぐす
お湯が沸騰して麺を鍋に入れたら、麺を箸でほぐしましょう◎
この工程を省くと、茹でている間に麺同士がくっついて離れなくなってしまいます(´・ω・`)
麺がほぐれて、鍋の中でくるくる回るようになったらかき混ぜるのをやめて大丈夫ですよ^^
コツ④ 表面のぬめりを流す
茹で終わったらそうめんをお湯から上げて、水で表面のぬめりを取ります。
この時は、“もみ洗い”をするのがポイントです^^
けっこうしっかりと洗って大丈夫ですよ◎
参照:https://cookpad.com/cooking_basics/19177
写真のように、そうめんをザルにあげて、水を流しながらゴシゴシと洗います。
ぬめりが残っていると、それがくっつきの原因になってしまいます。
水でしっかり洗いましょう(*^^*)
よく洗うと、水が濁るくらいぬめりが取れます◎
あとは氷水で麺を締めて、お皿に盛ってすぐにいただきます♪
乾燥するとくっつきやすいので、やっぱりできたてをいただくのが一番ですね(*^^*)
食べるときの工夫
そうめんを盛りつけるとき、1口サイズに丸めて盛りつけておきます。
そうすると、麺同士がくっついていても取りやすいし、つけダレに浸した時にほぐれるので食べやすいです☆
氷水を上に置いたり、浸したりする方法は、タレが薄まってしまうので嫌だな、という人は、是非この盛り付け方をお試しくださいね(*^^*)
麺が余ってしまったときも、この盛り付け方だと保存が楽ですよ♪
タッパーに並べても1つずつ取りだせます◎
まとめ
以上、そうめんがくっつかないように茹でるコツについてご紹介しました♪
そうめんがくっつく原因は、ぬめりや鍋の大きさ、お湯の量などがありました。
茹でている間にきちんと麺をほぐすことも大事でしたね◎
茹でる時にはたっぷりの水を使い、大きめの鍋を使いましょう。
茹で終わったら、もみ洗いをしてしっかりと表面のぬめりを落としてくださいね^^
ひと口分ずつ巻いて盛りつけるなどの工夫も取り出しやすさや食べやすさの面でもおススメですよ♪
よかったら参考に、夏の定番メニューのそうめん美味しく茹でて食べましょう♪
ライター:舞衣子