夏バテ防止に良いと言われるうなぎですが、お店で食べようとするとなかなかのお値段になってしまいますよね。
そんなウナギも土用の丑の日が近づくと、スーパーの店頭でもうなぎを多く見かけるようになりますね。
でもスーパーで売っているうなぎの臭みが気になったりしませんか?
外食に比べたらかなりお手頃価格なので、そこは我慢するしかないか…なんて思って諦めていませんか?
スーパーで買ってきたうなぎでも、お家でひと手間加えれば、臭みもなくふっくらした食感に仕上げることが出来るんですよ。
そこで、スーパーで買ったちょっと臭みが気になるうなぎをおいしく変化させる方法をご紹介します。
スーパーで買ったうなぎの臭みの消し方
うなぎには、泥臭いような…かび臭いような…なんか独特の臭いがあって苦手と言う人も多いでしょう。
この臭みを軽減させて、おいしいうなぎにする3つのポイントをご紹介します。
〇ポイント1「お湯で洗う」
スーパーの店頭に並んでいるうなぎには、べっとりタレがついていますよね。
これは、臭みが気にならないようにしている場合もあります。
でもこのたれには、うなぎ独特の臭みが吸収されているので、一度洗い流してしまったほうが、臭みが軽減されるのです。
ウナギのタレを落とす方法は簡単!
バットや深さのあるお皿にうなぎを入れ、うなぎの身が崩れないようにゆっくりとお湯をかけていきます。
器を軽く揺らすと、自然とタレが身から離れていきますので、無理にぬぐい取らなくても大丈夫です。
表のタレが取れたら裏返して、皮面のタレも落とします。
両面きれいになったら、キッチンペーパーで優しく表面の水分を拭き取りましょう。
お湯につけることで、身が柔らかくなっているので、扱いには気を付けてくださいね。
〇ポイント2「お酒をかける」
表面の水分を拭き取ったうなぎを、川の付いている面を下にしてバットに並べ、小さじ1~2程度のお酒を全体に振りかけます。
お酒をかけることでうなぎ独特の臭みを消すとともに、身がふっくらします。
「子どもやアルコールが苦手な人でも大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんが、この後の工程で火を通してアルコール成分を飛ばしてしまうので大丈夫です。
〇ポイント3「焼く」
うなぎをフライパンで焼いていきます。
皮目を上にしてフライパンに並べ、表面がこんがりしてきたら優しく裏返して、皮目もこんがり焼いて、タレをからめたら完成です。
テフロン加工のフライパンを使う場合は、油をひく必要はありません。
テフロン加工でないフライパンを使う場合には、皮目がくっついてしまうことがあるので、油をひいてから焼いていきます。
この場合、タレをかける前に余分な油は、キッチンペーパーでふき取りましょう。
フライパン以外に、トースターや魚用のグリルを使ってもOKです。
トースターやグリルを使う時には、アルミホイルにうっすら油をひいてうなぎを乗せましょう。
アルミホイルを使うと、使用後の掃除も楽ちんです。
温めるときの注意点として、電子レンジは使わないでください。
温めてすぐはふっくらしている感じがしますが、少し時間がたつとパサパサになってしまいます。
臭みが消えないスーパーで買ったうなぎをおいしく食べる方法とは?
お湯でタレを洗い流して、お酒を振りかけて、焼き直しをしてもまだ臭みが気になる…なんて時には、アレンジメニューで臭みを軽減させましょう。
薬味を変えたり、ちょっと味にアクセントを加えたりするだけで、臭みが気にならなくなる場合もあるので、ぜひ試してみて下さい。
〇わさびツーン!うなぎまぜご飯
参照:https://cookpad.com/recipe/1224857
大人限定のアレンジメニューになってしまいますが、わさびの刺激がうなぎの臭みを消してくれます。
薬味のネギも臭み消しに効果的です。
〇薬味を使ったうなぎのおいしい食べ方~‼
参照:https://cookpad.com/recipe/567626
ネギやわさび、山椒に炒りごま、大葉などたっぷりの薬味を加えることで、臭みが消えて食べやすくなります。
上記で紹介したように、スーパーで買ったウナギの臭いが気になったら、うなぎをそのままご飯に乗せるだけでなく、ワサビや薬味を使うことで、うなぎ独特の臭みが気にならなくなりますよ。
また、薬味を効かせると食欲がない暑い日でも、さらっと食べられます。
まとめ
スーパーで買ったお手頃価格のうなぎでも、ちょっと手間を加えるだけで臭みのないふっくらしたうなぎになりますよ。
スーパーで買ったから多少の臭みは仕方ない…なんて諦めないでくださいね。
旦那さんからちょっとのひと手間で「どこのうなぎ屋さんで買ってきたの?」なんて言葉が飛び出るかもしれませんよ。
料理は値段ではなく、愛情とひと手間です。
ひと手間加えたおいしいうなぎで、今年の夏を乗り切りましょう!
ライター:りょう