子供の鼻水治らない時は副鼻腔炎かも?症状と治療って?

子供の鼻風邪が長引くこともあるかと思います。

 

鼻風邪って寝るとき、鼻が詰まったり

痰が詰まって咳をしたり

寝苦しそうで可哀想ですよね…。

 

もしあまりにも長引くようであれば、

副鼻腔炎かもしれません。

 

そんな副鼻腔炎の症状と治療について

紹介します。

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子供の鼻水治らない もしかして副鼻腔炎?

子供の鼻水。

 

熱もないし、食欲もあるし、元気だし、

病院行かなくてもいいかな?と

少し思ってしまいますよね。

 

でも鼻風邪が長引くようであれば、少し要注意です。

 

風邪自体はウイルスによるものなのですが、

風邪が原因で、2次的に最近が鼻の奥(副鼻腔)に

入って炎症を起こしてしまうことがあるからです。

 

そうなると…

最初はただの風邪だったものが、

副鼻腔炎になることにより、長引くことがあるからです。

 

ほっといても大丈夫かな?と思うけど、

やっぱり鼻水気になるな…

夜寝苦しそうなのが気になるな…

と思われるようでしたら、

早めに耳鼻科を受診されてみるのも

よいかもしれません。

 

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副鼻腔炎 子供の症状って?

副鼻腔炎は、鼻の周りにある空洞(副鼻腔)に炎症が起こり

膿が貯まってしまうものです。

膿が貯まるほどひどくなくても、副鼻腔炎と診断されることもあります。

 

そんな副鼻腔炎。

もし子供がなってしまっていたら、どんな症状が出るのでしょう?

 

◆鼻水

量がどっと増えます。

風邪のときは、透明でサラサラした鼻水ですが、

ドロッと粘り気のある黄色や黄緑色の鼻水になることが多いです。

 

◆湿性咳嗽(しっせいがいそう)

体を横にすると、鼻水が喉の方へ流れていってしまうため、

喉の粘膜に鼻水が付着し、咳を引き起こしてしまう状態です。

咳は「ごほっごほっ」と痰が絡むような咳です。

 

この咳の症状は、寝入り頃や起床時に多いみたいです。

そのため夜寝るときに咳が気になるようであれば、

少し副鼻腔炎を疑ってもよいのかもしれません。

 

他にも

◆鼻づまり

◆いびき

◆機嫌が悪くイライラ

◆微熱

などの症状が出たりすることもあります。

 

お子さんの鼻水の状態や、就寝時や起床時に咳をするか

もしYESであれば、どんな咳をしているのか?

少し気にかけてみてください。

 

そしてお子さんの様子の変化に気づいてあげられるのも

いつもよくお子さんをみてあげているママさんです。

 

特にちっちゃいお子さんだと、言いたいことを伝えられないので、

ちょっといつもと違って気になるなと思うようでしたら、

鼻水だけであっても、病院を受診するようにしましょう。

 

違ったら違ったでよいじゃないですか?

 

悪化してしまってからの治療の方が大変ですからね。

早めの受診に越したことはありませんよ。

 

ちょっと鼻づまりや痰が絡んでつらい…

 

そんな症状を和らげるのに効果があると

言われているのが、なた豆茶

 

ノンカフェインなどで、ちっちゃい子供さんでも

麦茶の変わりに飲むことが出来ます。

 

お子さんが鼻風邪を繰り返されてしんどそうにされるようであれば、

なたまめ茶をご家庭に取り入れられてもよいかもしれません。

副鼻腔炎の子供の治療って?

副鼻腔炎の治療は、薬物治療鼻処置やネブライザー吸入が基本となります。

 

薬物治療では病院での診察により以下の薬が処方されることが多いです。

◆抗菌薬
◆粘液溶解薬
◆抗アレルギー薬
◆点鼻薬

 

そして病院では、鼻処置!

鼻から鼻汁をしっかりと吸い取ってあげて、

鼻の通りをよくしてあげる処置がとても大事になります。

 

そのため病院では、

鼻汁を吸引し鼻腔を広げた後、

ネブライザーでミスト状の薬を吹きかけて治療することが多いようです。

 

もしお子さんの鼻づまり、粘っこい鼻汁、咳が1~3ヶ月と長く続く場合は、

慢性副鼻腔炎に移行している可能性があります。

 

この場合は、薬物治療の際にマクライド系の抗生物質を

処方される場合もあります。

 

マクライドは最近のタンパク質合成を妨げることにより、

最近の繁殖を抑える効果のある薬のようです。

 

ちっちゃいお子さんは、上手に鼻がかめず、鼻汁が停滞しやすくなります。

これが慢性へとつながってしまう大きな原因となりますので、

おうちでも鼻汁が出てお子さんが鼻をかめない場合は、

ママさんが吸引器で鼻水を吸引してあげるようにしてくださいね。

まとめ

鼻風邪だから、病院行かなくてもよいかな~?

なんて思ってしまいがちですが、

 

長引くようであれば…

鼻水の状態があまりにも粘りっ濃くて黄色みを帯びていたら…

夜寝るときに痰が絡んだような咳をしているようなら…

 

ひょっとすると、副鼻腔炎に掛かってしまっているかもしれません。

 

ただの鼻風邪なら問題ないのですが、

副鼻腔炎になってしまっていると

お子さんも苦しいですからね…。

 

症状が悪化して、風邪から2次的に副鼻腔炎に

ということもありますので、

ちょっといつもと違う!と思われることがあるようでしたら、

耳鼻科を受診されてみてくださいね。

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