節分の日の日の前になるとスーパーやコンビニでも
恵方巻きの予約が始まりますよね。
そして節分の日当日は、家族みんなで恵方巻きをがぶり…。
でもそもそもいつから恵方巻きって食べるようになったんでしょう?
また恵方巻きの恵方って一体どういう意味なのでしょうか。
今回はこの2点の素朴な疑問をスッキリと解消しちゃいます。
恵方巻きっていつから食べるように?
今では節分の日に恵方巻きを食べる!という方も
多いと思いますが、そもそもいつから恵方巻きって食べるようになったのでしょう?
実は、恵方巻きが食べられるようなった時期にはいろんな説があるんです…。
◆豊臣秀吉時代
⇒家臣が出陣の前日に巻き寿司のようなものを食べて戦に勝利したことに始まるという説
◆江戸時代の終わり頃
⇒大阪の商人たちが商売繁盛と厄除けの意味で、立春の節分に恵方巻きを食べるようになり、習慣となったことが始まりという説
◆戦後
⇒のりの消費量が減少したため、なんとか消費量をあげたい!と
大阪海苔問屋協同組合が、お寿司屋さんと協同でポスターを貼ったりと
節分のイベントとしてのキャンペーンを促進したことがきっかけという説。
そのため戦後は大阪や関西のみで恵方巻きが食べられていたようです。
◆昭和の終わり頃
⇒売上が落ちる1月後半から2月初旬の販売促進イベントとして
コンビニを中心とし、スーパーなどでも恵方巻きを広げる販促活動を開始。
そのため、大阪や関西地区から恵方巻きが一気に全国区へ拡販された説。
今では、当たり前のように節分の日には恵方巻きを食べますが、
この習慣が全国へ普及したのはそんな昔のことではないのですね。
恵方巻きの恵方ってどういう意味?
恵方巻きという名はついているものの
恵方ってどういう意味?
そもそも恵方巻きは、その年の恵方の方向を向いて食べる太巻きのことなんです。
ということは…
あなたもピンっときましたよね?
そう!
恵方巻きの「恵方」は、文字のまま
「恵」まれた「方」角 = 「吉方」 ということです。
吉方とは、陰陽道で歳徳神(としとくじん)の司る方角のことで、毎年変わります!
ちなみに今年2016年の吉方は、南南東のようです。
どうやってこの方向が毎年決められるのか?
についてはルールがありまので、またご紹介したいと思います。
まとめ
恵方巻き。
もっと昔から食べられて習慣としてあったのかと思っていた…
という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そしてそもそも大阪・関西発祥の恵方巻き。
全国区になったのもごくごく最近だったのですね。
そして全国区に拡販したのはコンビニやスーパーだったとは…。
私個人的には、今回恵方巻きの由来を調べびっくりでしたが、
みなさんは如何でしたでしょうか。