こんにちは。
おちびママたんです。

 

花粉症。
鼻はムズムズ、目はかゆいし本当に辛いですよね。
しかも家に帰ってから花粉症の症状が収まらないとなると、夜もなかなか寝れなかったり、ゆっくりとリラックスタイムを楽しめなかったりしませんか。

 

家の中や夜に花粉症がひどくなる原因についてはこちらで詳しくお伝えしているので、今回は家に花粉を持ち込む量を減らす方法として、花粉がつきやすい服や付きにくい服や花粉が衣類に付着しやすくなる原因について詳しくお伝えしたいと思います。

 

家に花粉を持ち込んでしまう量を減らしたい!と思っていたり、花粉がつきにくい服装が知りたい!と思いネット検索をしているあなたにこそ読んでいただきたい記事です。

 

ちなみに家の中でしておきたい花粉症対策や花粉を減らす方法についてはこちらにまとめていますので、よかったら合わせて読んでみてくださいね。

では、まいりますッ。

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花粉がつきやすい服とは?

花粉が飛んでいる時期は外に出ると目には見えないのですが、衣類に花粉がついてしまいます。

ただ着ている服でも素材によって花粉がつきやすいものとそうでないものがあるんです

 

ということは…

そうです!
もし花粉症がつきにくい素材の服を選んで着れば、家や室内に知らず知らずに持ち込んでしまう花粉の量を減らせるってこと♪

ではどんな素材の服が花粉がつきにくいのでしょうか。

花粉がつきにくい服

花粉がつきにくい服は、生地に凹凸が少ないものです。

 

凹凸が少ないもの…
それじゃあピンとこなーーい!

そりゃ~、そうですよね。

 

そこで具体的にどんな洋服が花粉がつきにくいかというと

  • ジーンズ
  • トレンチコート
  • ジャンパー
  • トレーナー
  • チノパン
などです。

 

花粉がつきにくい素材でいうと

  • ポリエステル
  • ナイロン
  • 綿
  • レザー
  • デニム
です。

花粉がつきやすい服

花粉がつきにくい服の特徴を紹介したので、花粉がつきやすい服はその逆で生地に凹凸がある服って思ってもらって間違いないです。
ただ凹凸って表現だとわかりにくいと思うので、服の表面が毛羽立っている服っていったほうがイメージしやすいかな~と思います。

 

で、花粉がつきやすい衣類の代表が寒い時期に大活躍するウールセーターやフリースなんですよ。

 

花粉が飛ぶ時期はまだ肌寒いのでセーターやフリースを着たくなる気持ちもわかります。
だけどウールのセーターやフリースは1時間の外出で約7万から9万個の花粉が付くなんていわれてますからね。
先ほど花粉がつきにくい服であげた綿シャツでさえ2万~3万個の花粉が付着するといわれているので、単純計算でもウールセーターは綿シャツの3~4倍の花粉が付着してしまうってことになります。
そう考えると花粉が多いといわれた日はとくに一番外側にウールセーターやフリースを着て外出するのはオススメできません!

 

ちなみに花粉がつきやすいといわれている素材は

  • ウール
  • スウェード
  • ユーデュロイ
です。

花粉が落ちやすい素材はデニム!

スギ花粉をファー、スウェード、フリース、デニム、シルク、レザーの6種類の素材につけて、機械で一定の振動を与え花粉がどれほど落ちるのかを調べた実験があるのですが、一番花粉の残量が少なかったのがデニムなんです!
ちなみに一番花粉の残量が多かったのはフリースです。

 

この結果と元々デニム素材は花粉がつきにくいということから、花粉の時期はデニムが使い勝手の良いアイテムと言えそうです。
デニム生地は場所を選ぶというのはあるかもしれませんが、服装の縛りのない外出であれば、花粉の時期は迷わずデニムを選んで間違いなさそうですよ。
その逆にフリースは花粉が多いと天気予報などで言われている日はとくに避けたほうがよいアイテムと言えそうです。

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花粉が衣類に付着しやすくなる原因

服の素材で花粉の付着量が変わると紹介したのですが、実は衣類の素材とは関係なく花粉がつきやすくなる原因があるんです。

 

それが静電気なんですよ。

 

下の図を見ていただいたら一目瞭然かな~と思うんだけど、静電気を帯びているかいないかで衣類に付着する花粉の量が1.5~2倍も違ってきますからね。
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出典:https://lidea.today/articles/172

 

ということは…
そう!花粉が付着しやすいと言われている服でも静電気を発生しない工夫をすれば、花粉が衣類についてしまう量を抑えることができるんです。

ではどうやったら静電気を起こしにくくすることができるのでしょうか。

静電気の発生を抑制する方法とは?

静電気が起きにくい洋服の組み合わせを考える

静電気はプラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材の擦れ合いで発生します。
なぜかというと、プラス・マイナスの電子がそれぞれ移動することで、静電気が起きるからです。
そのため服の生地がプラスに帯電しやすい素材かマイナスに帯電しやすい素材かを知っておくと、組み合わせで静電気の発生を抑えることができるんですよ。

 

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出典:http://kininaruarekore.com/archives/6663.html

例えばプラスに帯電しやすい素材の組み合わせ(ウールのセーターxカシミアマフラー)やマイナスに帯電しやすい素材の組み合わせ(ポリエステルのフリースxアクリスのセーター)などは、素材間での電子の移動が起こらないため静電気を発生しにくくしてくれます。

その逆にプラスに帯電しやすい素材xマイナスに帯電しやすい素材の組み合わせ(ポリエステルのスカートxナイロン素材のタイツやアクリルのセーターx木綿のインナーなど)は、プラス・マイナスの電子が素材間で移動しやすいため静電気を起こしやすくしてしまいます。

 

花粉の時期に衣類への花粉の付着を減らそうと思うなら、洋服のタグ部分に生地の素材(例えば:綿100% ポリエステル95% ポリウレタン5%など)が表示されているので、タグで素材を確認してからコーディネートを考えられてみてはいかがでしょうか。

柔軟剤を洗濯の際に使う

柔軟剤は衣類をふんわり仕上げたり、心地よい香りをつけるものというイメージがどうしてもありますよね。
私も柔軟剤というと、CMのイメージから香りの持続性やふんわりしたタオルのイメージがスポーーンって出てきますもん。

 

だけど、柔軟剤の効果ってそれだけじゃないんですよ!

 

衣類の繊維の表面をなめらかにしてくれるため、重ね着をしたときに服同士の摩擦を起こりにくくしてくれたり、繊維表面に電気を外に逃がす層を作って静電気が溜まりにくくしてくれたりと静電気を起こりにくくする効果もあるんです。

 

今では普段から柔軟剤を入れて洗濯をされている方が多いとは思うのですが、花粉の時期の柔軟剤は衣類に花粉をつきにくくする必須アイテム!ですからね。
洗濯できるものは柔軟剤も確実に入れてお洗濯するようにされてみてはいかがでしょうか。

静電気除去or防止スプレーの利用

洗濯できるものは、洗濯機で洗う時に柔軟剤を入れたらよいと思うのですが、お洗濯しにくいものや洗えないものもありますよね。

 

そんなときに使いたいのが静電気除去や防止スプレーです。
なぜかというと、静電気スプレーには柔軟剤に使われている成分が配合されているため、静電気の発生を抑制してくれ効果が期待できるからです。

 

静電気が多く発生する冬から花粉の時期にかけて家に一本あると重宝するアイテムになること間違いなしです。

さいごに

花粉の時期は服の素材だけこだわって花粉がつきにくい服を選んでおいたらいいのかな?と思っていたのですが、静電気も大きく花粉と関係していたんですね。
私も今回調べるまでは、静電気が発生すると花粉が衣類につきやすくなること知らなかったので目からウロコでした。

 

花粉は家の中に入るときに玄関先で払ってから入るのは鉄則ですが、ちょっとしたことで最初から衣類に付く花粉の量を減らすことができるので、よかったら実践してみてくださいね。

 

さいごに。
静電気は摩擦で発生するため、とくにズボンのふくらはぎやコートの袖、カバンと擦れる部分やおへそ周りが静電気が起こりやすく花粉が付きやすい部分です。
そのため静電気を帯びやすい上記であげた部分はとくに念入りにブラッシングして花粉を落として家の中に入るように意識してみてはいかがでしょうか。

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